Web面接・録画面接システム「インタビューメーカー」を提供する株式会社スタジアムは、同サービスの利用企業にWeb面接・Web説明会の利用意向・実態を調査するアンケートを実施した。詳細は以下の通り。
Web面接の導入期間を尋ねたところ、約72%の企業が「今年度が初めて」と回答した。Web面接を2年以上実施している企業は全体の6%程度にとどまっていることがわかる。
次年度の面接開催意向について、89%の企業が対面またはWeb面接を併用する意向を示した。また、回答した企業のうち10%は原則としてWeb面接の実施を検討しているようだ。
Web面接と対面面接を比較して、どちらが優位かを聞くと、「応募者対応にかかる労力」「事前準備」「費用負担」において、Web面接の方が対面より優位に感じられる傾向にあることがわかった。
採用担当者や人事にとって、対面での面接はメリットもある一方で、費やす時間や労力も大きい。それに比べWeb面接は時間や労力などの負担が少ないとの結果も出た。様々なWeb面接ツールが提供されるようになった現在、企業では選考のオンライン化が定着していくだろう。
調査概要
調査タイトル:Web面接・Web説明会に関する導入前後の比較調査
調査対象:同社取引先企業1,269社
調査期間:2020/6/29(月)9:00~2020/7/3(金)17:00
調査方法:メールによる調査
調査地域:全国
提出数:有効回答110
実施機関:株式会社スタジアム
【参考URL】スタジアム、オンライン面接の導入企業へ利用意向調査を実施。導入済の企業の89%は、次年度もWeb面接を併用する方針。選考のオンライン化はニューノーマルとして定着する見込み