ディップ株式会社のディップ総合研究所は、55〜79歳の男女8,000人を対象に「定年後の就業意向・就業実態調査」を実施した。結果は以下の通り。
これから定年を迎える55歳~64歳の人に定年後に働きたいと思うか尋ねたところ、57.8%が定年後も働きたいと回答した。すでに定年した60~79歳に同様の質問をした結果と比較して6.1ポイント高い結果となった。
働きたい理由としては「生計維持」「家計の補助」などの収入関連が最も多かった。そのほか「健康維持」「働くことが好き」という理由も見られた。
定年後の就業先について、55~64歳の人のうち63.7%は現在と同じ職場への就業を希望していた。
定年後の仕事内容については、現在と同じ業種・職種を希望する人の割合が5~6割であった。中でも医療・介護・福祉は他業種・職種よりも高い水準となった。
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調査概要
調査設計・分析:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 川上由加里
調査名:ディップ総合研究所 「55〜64歳定年後の就業意向調査」
調査手法:インターネット調査(楽天インサイト利用)
調査期間:2020年8月21日(金)~2020年8月24日(月)
調査対象者:47都道府県内の55〜79歳の男女(定年退職前就業者:47都道府県内の55〜64歳の正社員の男女)
有効回収数:8,000サンプル(定年退職前就業者:1,391サンプルを利用)