約75%の転職希望者が現在の仕事や働き方の満足度低下、株式会社ワークポート調査

株式会社ワークポートは全国の転職希望者(20代~40代の男女)を対象に、コロナ禍における「仕事への満足度」や「仕事観」は感染拡大以前からどう変化したのかアンケート調査を実施した。結果は以下の通り。

仕事や働き方への満足度、約75%が低下

新型コロナウイルス感染拡大以前と比較して現在の仕事や働き方に満足しているか尋ねたところ、「あまり満足していない」と回答した人が46.3%と最も多く、次いで「不満だ」と回答した人が28.6%と、合わせて74.9%の人の仕事への満足度が低下していることが明らかになった。理由として、「対面での仕事が主なので仕事のし辛さを感じるため」「受注が少なく残業が出来ないため給料が少ない」などの声が挙がった。

一方で「満足している」と回答した人は22.6%、「とても満足している」と回答した人は2.5%であった。おもに「リモートワークをして以前よりワーク・ライフ・バランスが取れた」「通勤時間の無駄や余計なストレスが減った」など、働き方の変化を前向きに捉え満足度につながっているという意見が目立った。

転職意欲「高くなった」84.5%

新型コロナウイルスの感染拡大で転職活動への意欲はどう変化したか尋ねたところ、「高くなった」と回答した人が49.4%、「とても高くなった」と回答した人が35.1%と、合わせて84.5%の人が転職に意欲を示していた。働き方の多様化が進む中で自身の働き方を見直したという意見が多数挙がり、今が転職のチャンスだと前向きに捉える意見も多かった。

結果詳細はコチラ

今回の結果に対し同社は「新型コロナがもたらした仕事満足度への影響はネガティブなものではありましたが、その中でも変化を前向きに捉えようとする意見も多数挙がっていることをみると、現状はまだ変化に戸惑う人が多いだけで、この先意識や考え方次第ではいかようにもポジティブな方向に変化していける可能性がある」との考えを示している。

調査概要

調査内容 :新型コロナによる仕事観の変化について
調査対象者:当社を利用している全国の転職希望者(20代~40代の男女)
有効回答 :518人     
調査期間 :2020年9月15日~9月22日

【参考URL】<働くみんなのホンネ調査>「新型コロナによる仕事観の変化」について調査を実施