ITフリーランスのリモートワーク実施率は82.6%、ギークス株式会社調査

ギークス株式会社は企業案件に参画するITフリーランスを対象に、「リモートワークに関する実態調査」を実施した。結果は以下の通り。

ITフリーランスのリモートワーク実施率82.6%

リモートワークの実施状況について尋ねたところ、リモートワークを実施しているITフリーランスの割合は82.6%であった。「フルリモートワーク」と回答した人が60.9%、リモートワークと顧客先への常駐を併用した「ハイブリッド型ワーク」と回答した人が21.7%となった。9月時点での一般的なリモートワークの実施率は23.2% なのに対し、ITフリーランスは約60pt高い実施率となっている。

「リモートワークに満足」86.6%

リモートワークに満足しているかについて尋ねたところ、86.6%が満足しているという結果となった。満足している理由として、「移動時間のストレス軽減」が最も多く挙げられ、次いで「プライベート時間の確保」「高パフォーマンスの発揮」であった。移動時間のストレスが軽減し高いパフォーマンスを発揮できているため、「企業側が見積もっていた時間よりも作業が早く進んだ」という声もある。

「今後もリモートワークを希望する」75.8%

今後もリモートワークを希望するITフリーランスは75.8%であった。この結果から、IT人材を獲得したい企業ではリモートワークでの参画を選択肢に入れることで、ITフリーランスのニーズと一致して獲得しやすくなることが考えられる。

結果詳細はコチラ

ITフリーランスはリモート環境下でも自らの高い能力を発揮している。社内教育やモチベーションの管理は不要なため、企業側も成果のみにフォーカスできる。IT人材が必要な企業は、リモートワークでの採用を検討してはどうだろうか。

調査概要

調査期間:2020年9月10日~2020年9月27日
調査方法:インターネット調査
調査対象:ギークスジョブに登録するITフリーランス
調査人数:リモートワーク実施率は857票/その他設問は196票

【参考URL】企業案件に参画するITフリーランスを対象に、「リモートワークに関する実態調査」を実施