給与前払いサービスの仕組みと導入のメリットとは?|求人動向やサービス比較も紹介

近年、福利厚生の一つとして給与前払いが注目されています。給与前払いサービスを導入することで、従業員の離職防止や採用強化を図りたいと考える企業も多いのではないでしょうか。実際に、給与前払いサービスを導入した企業では、採用応募数の増加や離職率の低下などの効果が現れているようです。

そこで今回は、給与前払いサービスについてまとめました。給与前払いサービスが注目される背景や各サービスの特徴を紹介していますので、ぜひご覧ください。

この記事は『GMO給与前払い』を提供するGMOコマース株式会社 企画開発本部 事業企画3部 部長 岩崎多加志様に監修いただきました。

給与前払いとは

給与前払いとは、すでに働いた分の給与を給料日前に従業員に支払うことです。例えば、従業員が冠婚葬祭など想定外の出費が続いたときや、緊急でお金が必要になったときなどに喜ばれるようで、福利厚生の観点から給与前払い制度の導入を決める企業もあります。実際に給与前払いを導入し、派遣・アルバイト・パートの方々の採用や定着目的に活用する企業も出てきています。

給与前払いOKの求人動向

HRogチャートのデータを元に作成
集計条件

対象媒体:HRogチャートよりイーアイデム、タウンワーク、バイトル、フロムエー、マイナビバイトに掲載された求人情報をデータ化して集計
対象期間:2018年5月~2020年11月
集計条件:福利厚生に「給与前払い」という文言を含む

福利厚生に「給与前払い」という文言が含まれる求人は2018年ごろから徐々に注目され、2019年4月以降では全体の求人に占める割合は常に1%を越えるなど、2019年の後半から2020年の前半にかけて導入する企業が増えていました。またコロナ前の2020年1月時点で給与前払いを認める求人は33,119件(昨対比285%)と大きな伸びを見せていました。

職種別に見てみると、2020年2月時点で給与前払いを認める求人が多い職種カテゴリーは上から順に「飲食系」52%(13,501件)、「物流系」21%(5,403件)、「販売・接客」12%(3,127件)。人手不足が深刻な業界を中心に普及が進んでいることが分かります。

コロナショック後で求人数全体が一時的に減少したものの、その後2020年11月時点で給与前払いを認める求人は2019年9月と同水準のレベルにまで回復しており、2021年にはコロナ前と同水準まで戻る勢いとなっています。

給与前払いサービスを導入するメリット

給与前払い制度の運用を効率化させるためのサービスとして、給与前払いサービスが近年注目されています。ここでは給与前払いサービスを導入するメリットについてご紹介します。

応募数の増加

給与前払いサービスの導入により、従業員の好きなタイミングで給料が受け取れるようになるほか、求人広告に「給与前払いOK」と掲載することで、求人応募者数が増加する傾向があるようです。採用や求人広告のコストの削減にも有効な手段だと言えるでしょう。

離職率の低下

仕事を掛け持ちしている人にとっては、給与が前払いできる企業のほうが退職する際の優先順位が低くなるようです。企業は、給与前払いサービスを導入することで従業員のモチベーションを保ち、離職を防ぐことができるでしょう。

給与前払いサービスの仕組み

応募数増加や離職率の低下に効果がある給与前払いサービスですが、仕組みがよくわからず不安に感じる企業も多いようです。ここでは給与前払いサービスの仕組みについてご紹介します。

立替方式

立替方式は、サービス提供会社が前払い金を立て替え、従業員の銀行口座に振り込みます。導入企業は前払い用の資金を用意しておく必要がないため、キャッシュフローの負担なく運用できます。従業員は申請の際に前払い金額の3〜6%程度を手数料として負担し、導入企業はサービス提供会社に立て替えてもらった金額を後からまとめて支払う仕組みとなっています。

事前積立方式

事前積立方式は、前払い資金を企業側があらかじめ準備し、従業員の銀行口座に振り込みます。導入企業の自社資金で給料前払いの運用を行うため、立替方式に比べ手数料が安い傾向にあります。

企業口座方式

企業口座方式は、企業の口座から従業員が直接給料の前借り分をATMから引き出します。立替や貸付の形式でサービス提供企業が間に入らないため、従業員側で余分な手数料が発生しないのがメリットです。

給与前払いサービスの懸念点

このように働いた分を給料日を待たずにもらえる便利なサービスである給与前払いですが、導入に際してネガティブなイメージを持つことも少なくありません。ここではどのような不安や懸念点を持つことが多いのか、またそれは何故かについてご紹介します。

従業員の使い方に関する不安

よくある声として「便利なサービスであるがゆえに、従業員が使いすぎないか心配」というものがあるようです。給与前払いサービスでは従業員の使いすぎを防ぐため、月間の利用金額や一回あたりの利用金額に上限を設定する機能を設けているものがあります。例えばGMO給与前払いでは、既に働いた分の70%が上限に設定されています。

また、申請額の3〜6%程度を手数料として従業員に負担してもらうことで、使いすぎの抑制をかけているものもあります。

従業員の離職に関する不安

「給与前払い制度を導入することで従業員は『給料日まではここで働き続けよう』と考えることがなくなるため、かえって早期離職につながるのではないか」という声もあります。しかしディップ総合研究所の調査によると、アルバイト・パートスタッフの離職に最も影響があるのは「人間関係」であり、むしろ長期就業に影響を及ぼす制度や条件として「日払い」「週払い」「月2回払い制」などは、約3割の方にとって好影響を及ぼしているという調査結果もあります。

企業の中には、最初の給料をもらえるまでに数か月必要な業種もあり、最初の給料をもらうまでは従業員側が持ち出しで交通費などを支払い続けなければならず、その間に辞めてしまうことも少なくないという話も聞きます。

このような給料をもらうまでの期間や、冠婚葬祭など突発的にお金が必要となるタイミングがあることを考えると、むしろ前払いサービスを導入することで、従業員が安心して働く環境を提供できると言えるでしょう。

法律や仕組みに関する不安

また給与前払いサービスについて「サービスの仕組み自体が法に触れるものではないのか」「実質従業員に借金をさせていることになるのではないか」という不安も持たれる方もいます。

実際、一時期「給与ファクタリング」という、業者が従業員の方から直接給与債権を買い上げるサービスがありました。給与ファクタリングは無登録の業者が高額な手数料を請求するなどトラブルが多かったことから、金融庁に違法サービスとして認定されました。

しかし給与前払いサービスは「給与ファクタリング」とは違い、従業員の方から見ると借入ではなく自身の働いた分のお給料を引き出しているだけです。給料日をご自身の都合にあわせて指定している形になるので「前借り」のような「お金を借りている」状態ではありません。またグレーゾーン解消制度によって給与前払いサービスは「貸金業に該当しない」と回答されています。

【参考】グレーゾーン解消制度とは

事業者が、現行の規制の適用範囲が不明確な場合においても、安心して新事業活動を行い得るよう、具体的な事業計画に即して、あらかじめ規制の適用の有無を確認できる制度。

厚生労働省HPより引用)

給与前払いサービスを選ぶときにチェックしたいポイント

ここでは給与前払いサービスを選ぶときにチェックするべきポイントについてご紹介します。

運用工数

運用工数は給与前払いサービスによって異なります。既存の勤怠管理システムと連携できるサービスを選ぶと運用工数を大幅に抑えることができるでしょう。中には、データ連携作業の自動化を無償でサポートするサービスもあります。また、一般的には立替方式のほうが、給与支払い分のお金を予め準備する必要がないため、低工数で導入できるようです。

費用

導入費用は、企業負担が0円から始められるものもあり、サービスによってさまざまです。しかし、企業負担が少ないサービスは、従業員の手数料負担が大きいこともあるため、導入の際は企業側と従業員側の運用コストを把握し、どのようなサービスがよいかを検討しましょう。

連携している銀行

給与前払いサービスを提供している企業によって、提携している銀行は大手銀行から地方銀行までと幅が広いようです。事前に利用できる銀行の種類や数を確認すると良いでしょう。セブン銀行やゆうちょ銀行などの大手銀行やインターネット銀行を使用するサービスを利用することで、従業員にとって手数料が安い、ATMから引き出せる、申請からお金を受け取るまでの時間が短いなどのメリットもあります。

サポート体制

給与前払いサービスのサポート体制は、多くのサービスで「メール対応のみ」となっています。しかし、中には電話でのサポート窓口や、企業に1名カスタマーサポートの担当者がつき、導入や運用の不明点を常にサポートしてくれるサービスもあります。従業員からの問い合わせに対しても、メール対応のみや電話窓口有りなど様々ですので、サポート体制の充実度からサービスの選定をすると良いでしょう。

おすすめの給与前払いサービス27選

立替方式の給与前払いサービス

サービス名運営会社企業利用料従業員手数料
GMO給与前払いGMOコマース株式会社初期費用:0円
月額費用:0円
申請額の6%
振込手数料210円
アド給株式会社アド給初期費用:0円
月額費用:0円
システム利用料6%(当日・翌日振込の場合振込手数料あり)
タスキDayPay株式会社タスキ初期費用:0円
月額費用:0円
システム利用料4%
振込手数料200円
デイワク株式会社ウィルオブ・ワーク要問合せ要問合せ
ほぼ日払い君株式会社BANQ初期費用:0円
月額費用:0円
要問合せ
前払いできるくん株式会社Payment Technology初期費用:0円
月額費用:0円
システム利用料6%
振込手数料210円
リアルタイム給与前払24株式会社エスアイ・システム要問合せ振込手数料54円~
Advanced pay SAISON株式会社クレディセゾン初期費用:0円
月額費用:0円(従業員の利用状況に応じて従量制でシステム利用料あり)
要問合せ
CRIA株式会社メタップスペイメント初期費用:0円
月額費用:0円
振込手数料500円
DigiPayment株式会社デジプレート要問合せ(キャンペーン有り)要問合せ
Hayakyu株式会社Hayakyu初期費用:0円
月額費用:0円
要問合せ
Pay me株式会社ペイミー初期費用:0円
月額費用:要問合せ
1回あたり数百円程度の振込手数料
POS+Payポスタス株式会社初期費用:0円
月額費用:0円
要問合せ
Prepay株式会社イデアホールディングス初期費用:20万円(キャンペーンあり)
月額費用:0円
振込手数料200円(税別)~
プリペイ利用料
Remone株式会社VOYAGE MARKETING初期費用:0円
月額費用:0円
要問合せ
THE 給与株式会社照栄要問合せ0円

GMO給与前払い

URL  :https://www.gmo-c.jp/service/maebarai.html
運営会社:GMOコマース株式会社
企業料金:初期費用0円、月額費用0円
従業員手数料:申請額の6%+振込手数料 210円

GMO給与前払いの特徴

・企業審査なし・即日導入プランあり
・専用口座の開設不要
・従業員向けの日本語・英語・中国語・ベトナム語対応したHPやアプリ

アド給

URL  :http://adkyu.co.jp/index.html
運営会社:株式会社アド給
企業料金:初期費用0円、月額費用0円
従業員手数料:システム利用料6%+当日・翌日振込の場合は別途振込手数料

アド給の特徴

・導入費用・ランニング費用・前払い資金などすべて0円で導入が可能
・振込手続き代行無料

タスキDayPay(デイペイ)

URL  :https://www.tasuki-daypay.jp/
運営会社:株式会社タスキ
企業料金:初期費用0円、月額費用0円
従業員手数料:システム利用料4%+振込手数料200円

タスキDayPay(デイペイ)の特徴

・英語、中国語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語など多言語にも対応
・申し込みから最短1週間で導入可能
・システム利用料と振込手数料は企業負担、従業員負担から選ぶことが可能

デイワク

URL  :https://daywak.jp/
運営会社:株式会社ウィルオブ・ワーク
企業料金:要問合せ
従業員手数料:要問合せ

デイワクの特徴

・必要な時に必要なだけ、働くバイトマッチングアプリ
・原則24時間・365日給与前払い申請ができ、いつでも給与の受け取りが可能
・給与の立て替え払いはデイワクのシステム上で行われる

ほぼ日払い君

URL  :https://hobohiba.com/
運営会社: 株式会社BANQ
企業料金:初期費用0円、月額費用0円
従業員手数料:要問合せ

ほぼ日払い君の特徴

・24時間365日従業員の受取りが可能
・初期費用、月額費用が0円
・既存の勤怠管理システムなどと連携が可能

前払いできるくん

URL  :https://pay-tech.co.jp/
運営会社:株式会社Payment Technology
企業料金:初期費用0円、月額費用0円
従業員手数料:システム利用料6%+振込手数料210円

前払いできるくんの特徴

・導入による企業側の準備資金・導入費用・運用費用は、すべて0円
・審査書類の用意が不要
・申込みはWEBで完結、最短で当日導入可能

リアルタイム給与前払24

運営会社:株式会社エスアイ・システム
企業料金:要問合せ
従業員手数料:振込手数料54円~

リアルタイム給与前払24の特徴

・即時仮払振込が決済されるサービス
・振込手数料を企業側、従業員側どちらの負担に設計することも可能
・圧倒的な低料金

Advanced pay SAISON

URL  :https://www.saisoncard.co.jp/adpay/
運営会社:株式会社クレディセゾン
企業料金:初期費用0円、月額費用0円(従業員の利用状況に応じて従量制でシステム利用料あり)
従業員手数料:要問合せ

Advanced pay SAISONの特徴

・勤怠データを連携するだけで、前払い可能な給与額を自動計算
・新たな口座の開設や導入費は不要
・前払申請ができる上限金額は、導入企業の希望に応じて柔軟に設定ができる

CRIA

URL  :https://cria-metaps-payment.com/
運営会社:株式会社メタップスペイメント
企業料金:初期費用0円、月額費用0円
従業員手数料:振込手数料500円

CRIAの特徴

・日本語・英語・ベトナム語にも対応
・初期費用・月額費用・従量費用等コスト不要
・最短5営業日での導入が可能

DigiPayment

URL  :https://www.digiplate.co.jp/digipayment/
運営会社:株式会社デジプレート
企業料金:要問合せ(キャンペーン有り)
従業員手数料:要問合せ

DigiPaymentの特徴

・振込手数料の企業側負担無し
・導入後も事務処理は定型作業のみ
・機能追加の要望があればカスタマイズも可能

Hayakyu

URL  :https://hayakyu.com/
運営会社:株式会社Hayakyu
企業料金:初期費用0円、月額費用0円
従業員手数料:要問合せ

Hayakyuの特徴

・ワンストップでの世界125カ国への海外送金に対応
・勤怠データ情報を早給システムに連携するだけで、自動で従業員の利用金額に反映
・給与支払いサイクルを変更することなく多様な給与支払いニーズに対応することが可能

Payme

URL  :https://payme.tokyo/
運営会社:株式会社ペイミー
企業料金:初期費用0円、月額費用 要問合せ
従業員手数料:要問合せ

Paymeの特徴

・働いた分の給与を受け取れるようにする給与即日払いサービス
・財務審査不要で、即日導入可能
・導入にかかる初期費用が無料

POS+Pay

URL  :https://www.postas.co.jp/service/postas-pay/index.html
運営会社:ポスタス株式会社
企業料金:初期費用0円、月額費用0円
従業員手数料:要問合せ

POS+Payの特徴

・資金提供型と自己資金型の料金プランから選ぶことが可能
・外部の勤怠システムと自動連携
・給与支給日のお知らせと、差額計算用データの提供

Prepay

URL  :https://ideahd.co.jp/prepay
運営会社:株式会社イデアホールディングス
企業料金:初期費用20万円(キャンペーンあり)、月額費用0円
従業員手数料:振込手数料200円(税別)~+プリペイ利用料

Prepayの特徴

・電話サポートセンター有り
・使用中の勤怠管理ソフトと初期の導入カスタマイズが可能

Remone

URL  :https://remone.jp/
運営会社:株式会社VOYAGE MARKETING
企業料金:初期費用0円、月額費用0円
従業員手数料:要問合せ

Remoneの特徴

・初期費用・運用費用が無料
・エンジニア無償サポートで運用の自動化を実現
・従業員のサービス利用料の一部または全部を企業が負担する運用も可能

THE 給与

URL  :https://www.shoeix.jp/trcd.php
運営会社:株式会社照栄
企業料金:要問合せ
従業員手数料:0円

THE 給与の特徴

・機械による現金直接前払い
・利用者の静脈を登録して、出退勤チェックも可能
・従業員の手数料無料

事前積立方式の給与前払いサービス

サービス名運営会社企業利用料従業員手数料
エスプリ株式会社シスプロ初期費用:0円
月額費用:0円~
振込手数料300円
即給 さくら情報システム株式会社初期費用:0円
月額費用:5,000円
要問合せ
フレックスチャージ株式会社三菱UFJ銀行要問合せ要問合せ
プリポケ株式会社マネーコミュニケーションズ初期費用:0円
月額費用:10,000円、前払い利用ごと200円(別途振込手数料・消費税の負担有り)
要問合せ
ペイ・クラウド千駄ヶ谷テクノロジー株式会社初期費用:0円
月額費用:要問合せ
要問合せ
前給株式会社きらぼし銀行初期費用:0円
月額費用:要問合せ
要問合せ
enigma pay株式会社enigma要問合せ(キャンペーン有り)要問合せ
Rakuten 早トク給与楽天カード株式会社初期費用:0円
月額費用:運用から6ヶ月間、基本料金無料。7ヶ月目以降は月額25,000円(税別)
振込手数料3万円未満:168円3万円以上:262円
RiLTAリコーリース株式会社初期費用:0円
月額費用:基本手数料8,000円(税別)、1申請ごとに利用手数料250円(税別)
要問合せ

エスプリ

URL  :https://www.workers-syspro.com/spre/
運営会社:株式会社シスプロ
企業料金:初期費用0円、月額費用0円~
従業員手数料:振込手数料300円

エスプリの特徴

・日々で給与を締め、スタッフが登録した口座に給与を振込む日払い振り込みサービス
・初期費用、アルバイトスタッフへの給与振込手続き代行も無料

即給

URL  :https://www.sakura-is.co.jp/solution/ps-000-038.html
運営会社:さくら情報システム株式会社
企業料金:初期費用0円、月額費用5,000円
従業員手数料:要問合せ

即給の特徴

・従業員の給与が最短翌日受け取り可能
・三井住友銀行提携で高い安全性と信頼性を実現
・初期導入費用無料、システム保守不要

フレックスチャージ

URL  :https://www.bk.mufg.jp/houjin/it/keihi/kibou/index.html
運営会社:株式会社三菱UFJ銀行
企業料金:要問合せ
従業員手数料:要問合せ

フレックスチャージの特徴

・三菱東京UFJ銀行が運営
・システム投資は必要なく、低コストで導入が可能

プリポケ

URL  :https://www.mc-fin.com/prepoke/
運営会社:株式会社マネーコミュニケーションズ
企業料金:初期費用0円、月額費用10,000円、前払い利用ごと200円(別途振込手数料・消費税の負担有り)
従業員手数料:要問合せ

プリポケの特徴

・送金元口座の金融機関指定なし
・事務作業は初回のみの従業員データ、利用可能枠データ(任意の頻度)の登録のみ
・電話での問い合わせ窓口有り

ペイ・クラウド

URL  :https://paycloud.jp/
運営会社:千駄ヶ谷テクノロジー株式会社
企業料金:初期費用0円、月額費用 要問合せ
従業員手数料:要問合せ

ペイ・クラウドの特徴

・導入費0円・初年度はサーバー費用0円で導入可能
・財務審査不要
・従業員への手数料を任意に設定できる

前給

URL  :https://www.kiraboshibank.co.jp/hojin/fukurikousei/maekyuu/
運営会社:株式会社きらぼし銀行
企業料金:初期費用0円、月額費用 要問合せ
従業員手数料:要問合せ

前給

・650社以上が導入
・従業員の毎月の利用回数、上限金額の設定等の利用制限は企業毎に設定が可能
・従業員の新規口座開設不要

enigma pay

URL  :https://www.enigma.co.jp/pay/
運営会社:株式会社enigma
企業料金:要問合せ(キャンペーン有り)
従業員手数料:要問合せ

enigma payの特徴

・企業毎にカスタマーセンターを設置するサポート体制あり
・各種勤怠管理システム、給与計算システムとデータ連携が可能
・従業員は最短数分での受け取りも可能

Rakuten 早トク給与

URL  :https://salary.rakuten.co.jp/
運営会社:楽天カード株式会社
企業料金:初期費用0円、月額費用は運用から6ヶ月間、基本料金無料。7ヶ月目以降は月額25,000円(税別)
従業員手数料:振込手数料3万円未満:168円、 3万円以上:262円

Rakuten 早トク給与の特徴

・サービス導入前の準備段階からコールセンターでのサポート有り
・勤怠データ・給与控除データと連携するため、企業での作業は勤怠データのアップロードと利用実績のダウンロードのみ
・従業員の前払い申請可能金額の割合は、企業ごとに上限設定可能

RiLTA

URL  :https://riln.r-lease.co.jp/rilta/live/service/
運営会社:リコーリース株式会社
企業料金:初期費用0円、月額費用 基本手数料8,000円(税別)、1申請ごとに利用手数料250円(税別)
従業員手数料:要問合せ

RiLTAの特徴

・勤務実績に応じて申請可能金額を設定可能
・使用中の勤怠管理システムから勤怠情報を毎日取得し、払い出し可能額を自動加算
・初期導入費用無料

企業口座方式の給与前払いサービス

サービス名運営会社企業利用料従業員手数料
速払いサービス株式会社エーピーシーズ要問合せ要問合せ
CYURICA株式会社キュリカ初期費用:0円月額費用:50,000円(税抜)要問合せ

速払いサービス

URL  :https://www.apseeds.co.jp/sokubarai/
運営会社:株式会社エーピーシーズ
企業料金:要問合せ
従業員手数料:要問合せ

速払いサービスの特徴

・バリエーション豊富な運用プラン
・外部委託の福利厚生サービスとして運用をアウトソースすることが可能
・24時間対応可能なチャットサポート有り

CYURICA

URL  :https://www.cyurica.jp/
運営会社:株式会社キュリカ
企業料金:初期費用0円、月額費用50,000円(税抜)
従業員手数料:要問合せ

CYURICAの特徴

・勤怠データの連携後、その日働いた分を即時出金可能
・導入後の社内周知用のポスターや操作ガイドなどのツールも用意
・申込みから最短1週間でサービス運用開始が可能

まとめ

今回は給与前払いサービスの仕組みと導入のメリットについてご紹介しました。サービスにより様々な特徴があり、従業員の採用や定着にも効果的で、企業のコスト削減にもなることがわかりました。給与前払いサービスに興味のある方は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。