契約社員の新たな仕事探し「難しい」47.2%、株式会社マイナビ調査

株式会社マイナビは、中学生を除く全国の15~69歳の男女を対象に「非正規雇用に関する求職者・就業者の活動状況調査(1-2月)」を実施した。結果は以下の通り。

アルバイトの仕事を探す理由「貯金をするため」最多

アルバイトの仕事を探した理由について尋ねたところ、「貯金をするため」と回答した人が44.8%と最多であった。次いで「自分の生活費のため」41.2%と続く。

非正規雇用の仕事探しをした理由(上位抜粋)

また、「自己都合で仕事を辞めた・辞める予定」と回答した人で最も多かった職種は「飲食・フード」で36.6%であった。「会社都合で仕事を辞めた・辞める予定」と回答した人は「レジャー・アミューズメント」が最も多く、11.8%であった。新型コロナウイルスの影響による時短営業や外出自粛が依然として大きな影響を与えていそうだ。

アルバイト探しをした理由(探した時点での職種別)

契約社員の新たな仕事探しが「難しい」47.2%

新たな仕事探しについて、「難しい」と感じた人は契約社員で47.2%と約5割であった。これは2020年11月-12月と比較すると2.0ポイント緩和している。一方で派遣社員の仕事探しが「難しい」と感じた人は33.9%と、2020年11月-12月から横ばいの結果であった。新型コロナウイルスによる先行きの不透明さが正社員に近い契約社員の新規採用に影響しているようだ。

アルバイト探しをした理由(探した時点での職種別)
調査概要

「非正規雇用に関する求職者・就業者の活動状況調査(1-2月)」
調査期間:2021年3月1日(月)~3月3日(水)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の15~69歳の男女(中学生を除く)のうち、1-2月に非正規雇用の仕事探しをした、もしくは新たに非正規雇用の仕事をはじめた人
有効回答数:スクリーニング調査:19,650名 本調査:1,555名

【参考URL】契約社員での新規就業が「難しい」と回答した人は約5割。他の雇用形態と比べて引き続き高い傾向に。マイナビ「非正規雇用に関する求職者・就業者の活動状況調査(1-2月)」を発表