2月の有効求人倍率は1.09倍、新規求人が前月比-2万件

厚生労働省が3月30日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2021年2月の有効求人倍率(季節調整値)は1.09倍と、前月から0.01ポイント低下した。

2月の新規求人(原数値)は前年同月比で14.6%減。産業別に見ると、建設業で新規求人は10.0%増加し、宿泊業、飲食サービス業で40%以上減少している。

2021年1月に発令された二度目の緊急事態宣言よる短縮営業や外出自粛が、今回の減少に大きく影響していると考えられる。

また、総務省が発表した2月の完全失業率(季節調整値)は2.9%。前月から変動はなかった。

【参考URL】一般職業紹介状況(令和3年2月分)について