リモート環境整備の取り組みにより従業員エンゲージメント向上、株式会社ヌーラボ社内調査

株式会社ヌーラボは、従業員へ独自の従業員エンゲージメント調査を行っている。同社はコロナ禍で働き方に変化があった前後の調査を比較、リモート環境整備の取り組みにより従業員からの会社への総合評価が43.1ポイントアップしたことを発表した。

会社に対する総合評価が43.1ポイントアップ

自宅の就労環境整備により「働き方や職場環境への満足度」47.0ポイント上昇

調査によると、「働き方や職場環境への満足度」のスコアはコロナ前と比較し47.0ポイント上昇した。上昇の要因として、2020年4月より施行した、月に15,000円を継続して従業員に支給する「在宅勤務補助手当」など、自宅の就労環境整備のための取り組みによる成果と考えられる。

リモートワークの環境整備支援は、従業員のエンゲージメントに大きく影響すると言えるだろう。

コミュニケーションの活性化に重きを置いた施策にも効果あり

また「人間関係への満足度」「成果に対する評価への満足度」についても大きく改善が見られた。これらの項目のスコア上昇は、コミュニケーションの活性化に重きを置いた施策や、1on1などを実施し納得感のある評価を図っていることの効果だと捉えられる。

一般的にリモートワーク環境下では「コミュニケーションが減り職場の人間関係の満足度が下がりやすい」と言われているが、適切な施策を講じることでオンラインでもコミュニケーションや人間関係への不安は解消できることが分かる。

会社の組織づくりは採用においても欠かせないものである。コロナ禍でも従業員のエンゲージメントを高めてより魅力的な組織を作っていくために、ヌーラボの取り組みを参考にしてながら様々な施策を考案してみてはいかがだろうか。

【参考URL】ヌーラボ、コロナ禍で従業員エンゲージメントが大幅に向上