【Indeed PLUS月間速報】2024年7月のIndeed PLUS最新動向は?

月に一度、Indeed PLUSに関する最新トピックと、『HRogチャート』で集計した実際の求人データをまとめたIndeed PLUS速報をお届けします。HR業界の最新の動向や傾向を示す参考データとして、ぜひご活用ください。

1.最新動向・トピック

直近1ヶ月でIndeed PLUSにはどのようなトピックや変化があったのでしょうか。早速、今月の最新トピックを確認していきましょう。

ATS(採用管理システム)連携

Indeed PLUSは2024年6月に、株式会社イオレが運営する採用支援システム「JOB OLE(ジョブオレ)」と連携を開始しました。この連携により、2024年7月時点で全20のATSサービスがIndeed PLUS連携ATSとして公表されています。

参考:Applicant Tracking System Integrations

2.媒体別 求人数推移

早速、2024年7月4日時点でのIndeed PLUSの最新動向をみていきましょう。まずは先に連携を開始した「リクナビNEXT」と「タウンワーク」のInedeed PLUS経由の求人数の推移を調査しました。

リクナビNEXTの求人数は148,252件で、前月から約1万件増加しましたが大きな増減はありません。一方、タウンワークの求人数は505,358件と前月から減少していますが、引き続き高水準で推移を続けています。

続いて、そのほかの4媒体の推移をみていきましょう。引き続き多くの求人がIndeed PLUS経由で掲載されていますが、どの媒体も前月からの大きな変化はなく横ばいで推移しています。

※「HRogチャート」では4媒体のデータ取得は2024年4月1日から開始しています。

※リクナビ派遣_Indeed PLUSはシステムの都合により以前は取得しきれていなかった求人が取得できるようになったため、求人数に大きな変動がありますが、6月9日以降の数値がより正確なデータとなっております。

3.媒体別 職種別割合

続いて、6つの求人サイトの最新掲載職種を直接掲載と「IndeedPLUS」経由で比較します。2024年6月は掲載数上位10職種に対して、Indeed PLUS経由でどれくらいの数の求人が掲載されていたのでしょうか。

※グラフ作成の都合上、縦軸の間隔が均一になっていないものがあります。

リクナビNEXT × Indeed PLUS職種別

「リクナビNEXT」の直接掲載とIndeed PLUS経由で比較すると、全職種でIndeed PLUS経由の掲載数が圧倒的に多いです。中でもIndeed PLUS経由での「営業・事務」職種の掲載数は166,442件と、リクナビNEXTの8,150件を大幅に上回っており、その差は158,292件となっています。

タウンワーク × Indeed PLUS職種別

一方「タウンワーク」では、直接掲載での掲載数がほとんどの職種においてIndeed PLUS経由を上回っています。特に「飲食」や「販売・接客」「運輸・物流」などの職種でその差が顕著です。

とらばーゆ × Indeed PLUS職種別

女性向けの転職サイトとして設計され医療福祉や販売サービス職の掲載が多い「とらばーゆ」ですが、Indeed PLUS経由では前月に引き続き、「運輸・物流」職種の掲載が目立っています。また全職種において、Indeed PLUS経由での掲載数が直接掲載数を大幅に上回っています。

はたらいく × Indeed PLUS職種別

Indeed PLUS経由の掲載数が全ての職種において、はたらいくの直接掲載数を上回っています。はたらいくでは掲載が少ない「医療・福祉」「エンジニア」「クリエイティブ」では、特に顕著な差が見られます。

フロムエー × Indeed PLUS職種別

「フロム・エー」の直接掲載では運輸・物流が327,112件と最も多く、次いで販売・接客が273,857件と「フロムエー」の直接掲載では、運輸・物流が最も多く、次いで販売・接客が続いています。Indeed PLUS経由も職種構成に大きな違いはありませんが、掲載件数が各職種でやや少ないことが分かります。

リクナビ派遣 × Indeed PLUS職種別

全体的に「リクナビ派遣」の直接掲載数はIndeed PLUS経由の掲載数をやや上回っています。一方で「運輸・物流」や「医療・福祉」の職種に関しては、他媒体と同様にIndeed PLUS経由の掲載が多く見られます。

まとめ

Indeed PLUSは1月からサービスを開始し、まもなく半年が経過します!求人数の推移や掲載職種に関するデータを分析すると、Indeed PLUSのAI判定による自動掲載の傾向が徐々に明らかになってきました。Indeed PLUSは求人情報の提供をさらに最適化し、ユーザーにとって価値のあるサービスを提供し続けることが期待されます。今後もこの傾向を注視していきます!

Indeed PLUSのデータを有効活用しよう!

ここまで「HRogチャート」のデータを元にIndeedPLUSの最新動向についてお伝えしてきました。現在IndeedPLUS上では各連携媒体への出稿状況を見られませんが、「HRogリスト」のデータを活用すれば可能です。HRogチャートは現在、新たに追加された4媒体のデータも取得開始しています。ご興味がおありの方は、ぜひ下記フォームよりサービス資料をダウンロードください!

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