月に一度、Indeed PLUSに関する最新トピックと、『HRogチャート』で集計した実際の求人データをまとめたIndeed PLUS速報をお届けします。HR業界の最新の動向や傾向を示す参考データとして、ぜひご活用ください。
目次
直近1ヶ月でIndeed PLUSにはどのようなトピックや変化があったのでしょうか。早速、今月の最新トピックを確認していきましょう。
Indeed PLUSは2024年8月に、株式会社アイデムが運営する採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」と連携を開始しました。この連携により、「Jobギア採促」を利用している企業は「Indeed PLUS」を通じて連携求人サイトに求人を掲載できるようになります。
早速、2024年8月5日時点でのIndeed PLUSの最新動向をみていきましょう。まずは先に連携を開始した「リクナビNEXT」と「タウンワーク」のInedeed PLUS経由の求人数の推移を調査しました。
8月5日時点でのリクナビNEXTの求人数は141,423件で、前月から大きな増減はありません。一方、タウンワークの求人数は692,292件と引き続き右肩上がりの推移を続けています。
続いて、そのほかの4媒体の推移をみていきましょう。フロムエーはやや減少傾向にあり、はたらいく、とらばーゆの求人数は横ばいが続いています。
※「HRogチャート」では4媒体のデータ取得は2024年4月1日から開始しています。
※リクナビ派遣_Indeed PLUSについて、システムの都合により以前は取得しきれていなかった求人が取得できるようになったため求人数に大きな変動がありますが、6月9日以降の数値がより正確なデータとなっております。
続いて6つの求人サイトの最新掲載職種を、直接掲載と「IndeedPLUS」経由で比較します。2024年7月は掲載数上位10職種に対して、Indeed PLUS経由でどれくらいの数の求人が掲載されていたのでしょうか。
※グラフ作成の都合上、縦軸の間隔が均一になっていないものがあります。
「リクナビNEXT」は各職種においてIndeed PLUSの方が圧倒的に掲載求人数が多くなっています。リクナビNEXTに掲載されている求人情報の多くがIndeed PLUS経由の掲載である可能性が高いことが、このグラフから読み取れます。特に「営業・事務」や「運輸・物流」の職種で大きな差が見られます。
飲食、販売・接客、運輸・物流などの職種では「タウンワーク」直接掲載求人の方が圧倒的に多い一方、医療・福祉ではIndeed PLUSの求人数が多くなっています。
とらばーゆは依然として全職種において、Indeed PLUS経由での求人数が多数掲載されていることが分かります。
前月と比較すると、はたらいくの求人件数が全体的に増加しています。しかし、Indeed PLUS経由の掲載数が全ての職種において直接掲載を上回っています。
「フロムエー」は他媒体と比較すると、Indeed PLUS経由での掲載件数が各職種でやや少ないことが分かります。
「リクナビ派遣」の直接掲載数とIndeed PLUS経由の掲載数はほぼ同程度ですが、「リクナビ派遣」がやや上回っています。一方で前月に引き続き、「運輸・物流」や「医療・福祉」の職種に関しては、他媒体と同様にIndeed PLUS経由の掲載が多く見られます。
Indeed PLUSがサービスを開始してから半年が経ちました!どの媒体もIndeed PLUS求人が多く流入しており、掲載職種の特徴がハッキリとしてきました。また、リクナビNEXTの直接掲載数の推移からIndeed PLUS経由の掲載を伸ばしていく方向であることが伺えます。今後もこの傾向を注視していきます!
ここまで「HRogチャート」のデータを元にIndeedPLUSの最新動向についてお伝えしてきました。現在IndeedPLUS上では各連携媒体への出稿状況を見られませんが、「HRogリスト」のデータを活用すれば可能です。HRogチャートは現在、新たに追加された4媒体のデータも取得開始しています。ご興味がおありの方は、ぜひ下記フォームよりサービス資料をダウンロードください!