2024年も残り2か月となりました。HRogでは年末恒例のこの出稿ランキングですが、2024年の1年間で求人サイトに最も多くの求人を出した企業はどこだったのでしょうか?HRog編集部では出稿件数と出稿金額の2つの軸でランキングを作成しました。人材系企業の営業戦略にお役立てください。
※この記事内では求人サイト運営企業以外の求人出稿状況について言及します。
調査対象媒体 :「リクナビNEXT」「マイナビ転職」「エン転職」「doda」「type」
調査対象期間 :2023年11月~2024年10月 各月第一月曜日に取得したデータより算出
2024年の正社員系求人サイト出稿件数ランキング
2024年の出稿件数第1位は株式会社ワールドコーポレーションで、393件の出稿数でした。建設業界に強みを持つ企業として、活発な求人活動が伺えます。続いて、第2位には株式会社ネクステージで262件、第3位には株式会社スタッフサービスが251件でランクインしました。1~3位はそれぞれ異なる業種に属しており、多様な分野での求人需要が高まっていることが伺えます。
全体的に建設、不動産、物流、エンジニアリングといった業界での人手不足が顕著に現れる結果となりました。中でも建設・不動産および物流分野での求人が目立っています。
2024年の正社員系求人サイト出稿金額ランキング
2024年の企業出稿金額第1位には、2023年ではランキング外だった「株式会社ワールドコーポレーション」が1億1,905万円の出稿金額でランクインし、他の企業を大きく引き離す結果となりました。続いて、2位には「株式会社スタッフサービス」が8,863万円、3位には「株式会社ネクステージ」が7,170万円でランクインし、上位3社が突出した出稿額を示しています。
その他の上位企業としては、4位の「株式会社コプロコントラクション」(6,022万)、5位の「大東建託株式会社」(5,340万円)、6位の「東建コーポレーション株式会社」(5,137万)など、建設・不動産関連の企業が目立っています。
全体として多様な業種の企業が出稿を増加させたことが反映されています。
まとめ
今回は2024年正社員系求人サイトに出稿した企業の出稿件数と出稿金額をランキング形式で調査しました。件数、金額ともに昨年から大きく減少していますが、2024年1月30日にリリースされた「Indeed PLUS」の影響が考えられます。HRog編集部では引き続き、データの観点から企業の求人サイトの利用状況をウォッチしていきます。
また、今回記事でご紹介した出稿件数ランキングの100位までが分かるリストを無料で配布します!
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調査対象媒体 :「リクナビNEXT」「マイナビ転職」「エン転職」「doda」「type」
調査対象期間 :2023年11月~2024年10月 各月第一月曜日に取得したデータより算出