月に一度、Indeed PLUSに関する最新トピックと、『HRogチャート』で集計した実際の求人データをまとめたIndeed PLUS速報をお届けします。HR業界の最新の動向や傾向を示す参考データとして、ぜひご活用ください。
※2024年10月分から毎月第1週目の月曜日時点のデータを集計する方式に変更したため、9月以前のグラフデータとは異なります。
目次
早速、2024年11月4日時点でのIndeed PLUSの最新動向をみていきましょう。まずは先に連携を開始した「リクナビNEXT」と「タウンワーク」のInedeed PLUS経由の求人数の推移を調査しました。
2024年11月時点のリクナビNEXT_Indeed PLUSの掲載件数の合計は、前月比+60,724件の290,479件でした。一方、タウンワーク_Indeed PLUSの掲載件数の合計は、前月比+25,746件の1,234,994件でした。11月はどちらも伸長しています。
続いて、そのほかの4媒体の推移をみていきましょう。11月は媒体によって増減にバラつきがみられます。10月に急激に伸びたリクナビ派遣_Indeed PLUSでしたが、今月は前月比-41,375件の259,822件と大きく減少しています。
※「HRogチャート」では4媒体のデータ取得は2024年4月1日から開始しています。
※リクナビ派遣_Indeed PLUSについて、システムの都合により以前は取得しきれていなかった求人が取得できるようになったため求人数に大きな変動がありますが、6月以降の数値がより正確なデータとなっております。
続いて6つの求人サイトの最新掲載職種を、直接掲載とIndeedPLUS経由で比較します。今月は掲載数上位10職種に対して、Indeed PLUS経由でどれくらいの数の求人が掲載されていたのでしょうか。
※グラフ作成の都合上、縦軸の間隔が均一になっていないものがあります。
※「とらばーゆ」の直接掲載数が少ないため、「とらばーゆ_Indeed PLUS」に掲載されている上位10職種にあわせてグラフを作成しています。
11月のリクナビNEXTは前月と比べて件数が大幅に減少しました。リクナビNEXTはIndeed PLUSの影響力が大きく、ほとんどの職種で直接掲載よりも圧倒的に多くの求人を掲載していることがわかります。
タウンワークとIndeed PLUSの比較では、Indeed PLUSの方が掲載件数が多いものの、掲載されている職種の傾向はほぼ同様であることがわかります。「教育」「運輸・物流」などの職種では大きな変動は見られず、安定した求人掲載が続いています。一方で、「飲食」は10月と比較するとIndeed PLUSでの掲載がさらに増加し、300,000件に近づく勢いを見せました。
11月のとらばーゆも掲載は4職種のみで、「医療・福祉」が47件、「営業・事務」9件、「美容」が1件、「ホテル」が1件でした。とらばーゆは、他媒体と比較してもIndeed PLUSの影響力が圧倒的です。
はたらいくは全体で12職種しか掲載しておらず、そのうちの上位10職種がこのグラフに示されています。Indeed PLUSとの差が大きく開いており、とらばーゆと同様でほとんどの求人がIndeed PLUS経由の掲載であるとわかります。
フロムエーは引き続き他の媒体と比べて直接掲載数が多く、特に「販売・接客」「運輸・物流」「飲食」などでIndeed PLUSの掲載件数と大きな差があることが特徴的です。「営業・事務」は、どちらも同じくらいの掲載件数をキープしています。
リクナビ派遣では引き続き、全体的に直接掲載がIndeed PLUS経由をやや上回る結果となりましたが、10月と比べてどちらの掲載件数も減少傾向にあります。
今月はこれといった大きなトピックはありませんでしたが、10月と比べると「リクナビNEXT」と「タウンワーク」での直接掲載件数が大幅に減少している点が気になります。対照的に、Indeed PLUSの掲載件数との差がどんどん広がってきています。
また、11月15日よりIndeed PLUSがついにCM放送を開始しました。これにより、今後ますますサービス認知度が高まっていきそうです!
ここまで「HRogチャート」のデータを元にIndeedPLUSの最新動向についてお伝えしてきました。現在IndeedPLUS上では各連携媒体への出稿状況を見られませんが、「HRogリスト」のデータを活用すれば可能です。HRogチャートは現在、新たに追加された4媒体のデータも取得開始しています。ご興味がおありの方は、ぜひ下記フォームよりサービス資料をダウンロードください!