月に一度、Indeed PLUSに関する最新トピックと、『HRogチャート』で集計した実際の求人データをまとめたIndeed PLUS速報をお届けします。HR業界の最新の動向や傾向を示す参考データとして、ぜひご活用ください。
※2024年10月分から毎月第1週目の月曜日時点のデータを集計する方式に変更したため、9月以前のグラフデータとは異なります。
目次
早速、2024年12月2日時点でのIndeed PLUSの最新動向をみていきましょう。まずは先に連携を開始した「リクナビNEXT」と「タウンワーク」のInedeed PLUS経由の求人数の推移を調査しました。
2024年12月時点でのリクナビNEXT_Indeed PLUSの掲載件数は前月比で5,377件増加し、295,856件となりました。一方、タウンワーク_Indeed PLUSの掲載件数は前月比533,609件減の701,385件となっています。2024年8月以降、掲載件数が増加傾向にありましたが、12月に入って大幅な減少が見られました。
続いて、そのほかの4媒体の推移をみていきましょう。12月は全媒体で減少がみられました。フロムエー_Indeed PLUSは前月比-14,444件、リクナビ派遣_Indeed PLUSは前月比-20,248件でした。
※「HRogチャート」では4媒体のデータ取得は2024年4月1日から開始しています。
※リクナビ派遣_Indeed PLUSについて、システムの都合により以前は取得しきれていなかった求人が取得できるようになったため求人数に大きな変動がありますが、6月以降の数値がより正確なデータとなっております。
続いて6つの求人サイトの最新掲載職種を、直接掲載とIndeedPLUS経由で比較します。今月は掲載数上位10職種に対して、Indeed PLUS経由でどれくらいの数の求人が掲載されていたのでしょうか。
※グラフ作成の都合上、縦軸の間隔が均一になっていないものがあります。
※「とらばーゆ」の直接掲載数が少ないため、「とらばーゆ_Indeed PLUS」に掲載されている上位10職種にあわせてグラフを作成しています。
12月のリクナビNEXTも引き続き減少傾向にあり、Indeed PLUSとの差がさらに広がっています。特に「営業・事務」「運輸・物流」「医療・福祉」など主要職種では、Indeed PLUSが圧倒的に多くの掲載件数を維持しており、リクナビNEXTとの差は10倍以上に達する職種も目立っています。
12月のタウンワークはIndeedPLUSサービスの開始から初めて大幅な件数減少がみられました。
12月のとらばーゆの掲載は2職種のみで、「営業・事務」3件、「医療・福祉」が50件で、合計53件でした。引き続き、Indeed PLUSの影響力が圧倒的なことがはっきりとわかります。
はたらいくでは全体で11職種しか掲載されておらず、そのうちの上位10職種がこのグラフに示されています。一方Indeed PLUSは、はたらいくの媒体特性を反映した職種が多く掲載されている点が特徴です。
フロムエーは、他の媒体とは異なり、Indeed PLUSではなくフロムエー自身の直接掲載数が多いことが特徴です。また、『販売・接客』『運輸・物流』『飲食』といった職種において、Indeed PLUSの掲載件数との差が引き続き大きく開いています。
12月のリクナビ派遣は、リクナビ派遣自体もIndeed PLUSも大幅に掲載件数が減少しました。しかし、Indeed PLUSの『医療・福祉』では、前月と比較して+62,871件と件数が倍増しています。
11月15日から放送が始まったIndeed PLUSの新CMに加え、Indeedでは新しいイメージキャラクターを起用したCM放送や巨大広告展開が進んでいます。これにより、サービスの認知度が今後さらに向上することが期待されます。
また、12月からは北海道の求人サイト「しゅふきた」もIndeed PLUSに参画。今回の「しゅふきた」との連携により、「Indeed PLUS」は最大で11の求人サイトへ求人情報を配信できるようになりました。2025年も引き続き、データをもとに各媒体の動向を追いかけていきます!
ここまで「HRogチャート」のデータを元にIndeedPLUSの最新動向についてお伝えしてきました。現在IndeedPLUS上では各連携媒体への出稿状況を見られませんが、「HRogリスト」のデータを活用すれば可能です。HRogチャートは現在、新たに追加された4媒体のデータも取得開始しています。ご興味がおありの方は、ぜひ下記フォームよりサービス資料をダウンロードください!