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今後65歳以上のシニアを採用したい企業は約6割、株式会社マイナビ調査

出典元:株式会社マイナビ

株式会社マイナビは、全国の企業を対象に「非正規雇用のシニア採用に関する企業調査(2025年)」を実施した。

調査結果は以下の通り。

※本調査では65歳以上をシニアと定義している

直近半年間で非正規雇用でのシニア層を新たに採用した担当者は44.8%

出典元:株式会社マイナビ

直近半年間における非正規雇用でのシニア層の新規採用率について尋ねたところ、「新たに採用した」と回答した担当者は44.8%だった。雇用形態別ではアルバイトが37.4%で最も多く、次いで契約社員が29.0%、派遣社員が28.1%と続く。

出典元:株式会社マイナビ

アルバイト雇用におけるシニアの新規採用率の業種別ランキング1位は「警備・交通誘導(セキュリティ等)」で56.1%、平均採用数1位は「配送・引越し・ドライバー(陸運)」で24.8人だった。

今後65歳以上のシニアを採用したい企業は57.1%

出典元:株式会社マイナビ

非正規雇用のシニアに対する今後の採用意向では、「積極的に採用したい」「どちらかといえば採用したい」合わせて57.1%の担当者が「採用したい」と回答した。

出典元:株式会社マイナビ

非正規雇用のシニア層を採用したい理由としては「人手不足の解消・改善に繋がるから」が48.9%で1位、「専門性が高い・経験が豊富」が34.4%で2位、「採用基準に年齢は関係ないから」が24.5%で3位であり、昨年の調査と同順位となった。

詳細結果はコチラ

シニア人材の採用が着実に広がる中で、年齢にとらわれないマッチングの重要性が高まっていますね。人手不足の解消だけでなく、専門性の高い経験やスキルをどう活かすかを考えていくこともポイントになっていきそうです!

非正規雇用のシニア採用に関する企業調査(2025年)

・調査期間:2025年5月16日(金)~2025年5月30日(金)
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査主体:株式会社マイナビ/アンケートモニター提供元:外部調査会社
・調査対象:直近半年(2024年12月~2025年5月を想定)以内に非正規雇用の採用業務に携わった20〜69歳の男女
・回答数:1,501サンプル

【参考URL】マイナビ、「非正規雇用のシニア採用に関する企業調査(2025年)」を発表