株式会社メルカリ、スポットワーク事業に参入

スキマ時間に短時間・単発で仕事をする「スポットワーク」の働き方が広がっている。スポットワーク協会によれば、タイミー、シェアフルなど国内主要サービス4社の登録会員の合計は、2023年5月時点で1000万人を超えた。

株式会社メルカリは2023年11月13日、「スポットワーク事業」に参入すると発表した。2024年初春のサービス開始に先駆け、求人を掲載したい企業を募集する。

サービス名は「メルカリ ハロ」。フリマアプリ「メルカリ」内に「はたらく」機能を追加し、数時間単位で働ける単発の仕事を仲介する。ユーザーは、本人確認済みのメルカリのアカウントを持っていればすぐに働き始められる。

同社は月間利用者数が2,260万人を超える既存事業との相乗効果を狙い、「メルカリ ハロ」を通じて得た給料を「メルカリ」内の買い物に使えるように設計する。

また、グループ会社の株式会社メルペイが運営するオンライン決済サービス「メルペイ」との連携も進める。同社は今後について「『メルカリ ハロ』をご利用いただいた際、『メルペイ』で給与を受け取れる体験を提供することを目指します」とコメントしている。

【参考URL】メルカリ、2024年初春にスポットワーク事業に参入、本日より求人募集パートナーの先行受付を開始