近年、コロナ禍やジョブ型雇用によって雇用の流動性が高まり、転職が当たり前になっている。より自社にマッチした優秀な人材を採用したいと考える企業も多いだろう。
株式会社MyRefer(2023/2/1より株式会社TalentXへ商号変更)は、会社員男女506名を対象に「過去不採用/辞退した会社からのスカウトに対する意識調査」を行った。
調査結果は以下の通り。
転職経験のある社会人に、過去最終選考に進んだ会社から再度スカウトの連絡があったら嬉しいか尋ねたところ、20.8%の人が「とても嬉しい」と回答した。また、39.5%の人が「嬉しい」、26.3%が「少し嬉しい」と回答している。
過去に最終選考に進んだ会社にも、また応募したいか尋ねたところ、81.2%の人が「タイミングやスカウト内容によっては応募したい」と回答した。複数回の転職を見据え、一度ご縁の無かった企業への応募も前向きな人が多いことがわかった。
また、再応募したい理由を尋ねたところ、「選考時の印象がよかったから」が47.9%で最多となった。次に「自分のことをよく分かってくれているから」が37.7%、「機会があればまた受けたいと思っているから」が29.2%と続いた。
どのような要素があると、再応募したいと考えるか尋ねたところ、「自分にとってのタイミングがよい」が49.4%で最多となった。次いで「スカウトの仕事内容がよい」が44.5%、「スカウトの年収がよい」が39.7%と続いた。候補者にとってメリットのある内容が、再応募には求められることがわかった。
結果詳細はコチラ
今回の調査では、スカウトのタイミングや内容によっては、一度選考を受けた企業にも再応募したいと考える人が多いことが分かった。過去の応募者との繋がりを資産として関係を築き、優秀な人材に狙いを定めて採用していく、積立型の採用に変革することが重要となっていくだろう。
調査期間:2022年4月11日~2022年4月12日
調査対象:従業員数30人~1000人以上の会社で働く会社員で転職経験が1回以上ある人
有効回答数:506名
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社MyRefer
【参考URL】一度ご縁がなかった会社からのスカウトを9割の人が嬉しいと回答<過去不採用/辞退した会社からのスカウトに対する意識調査>