今後のキャリアに不安がある社会人は72.0%、株式会社ライボ調査

長期化するコロナ禍により、社会人の多くは自身の働き方や今後のキャリアについて不安を抱えている。

株式会社ライボは、同社が運営する「Job総研」において「2022年 キャリアに関する意識調査」を行った。

調査結果は以下の通り。

キャリアの悩みがある人の32.8%は「年収・収入」に対して悩んでいる

自身のキャリアに対して悩みがあるかどうか尋ねたところ、70.5%の社会人が「ある」または「どちらかといえばある」と回答した。

さらに悩みの具体的な内容を尋ねたところ、32.8%の人が「年収・収入」と回答した。また年代別の分析においても、全年代で「年収・収入」に関する悩みがあると回答した人が最多となった。

今後のキャリアに「漠然とした不安がある」人は65.4%

今後のキャリアに不安があるかどうか尋ねたところ、72.0%の人が「ある」または「どちらかといえばある」と回答した。また、年代別の分析では30代の80.0%が今後のキャリアに不安を抱えており最多となった。

さらに、不安を抱える人の中でも「漠然とした不安がある」と回答した人は65.4%であった。明確な原因はないが不安を抱える人が多いと分かった。

3年以内の転職を考える社会人は58.1%

今後転職を予定しているかどうか尋ねたところ、74.8%の社会人が「ある」または「どちらかといえばある」と回答した。中でも「3年以内に転職する」と回答した人は58.1%で半数を超えた。

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今回の調査では、全年代で自身の年収・収入に対する悩みを抱える人が多いと分かった。また3年以内の転職を考える社会人も多く、転職希望者は今後も増加するだろう。

調査概要

調査対象者:全国 / 男女 / 20~50代
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人(20人~1000人以上規模の会社に所属)
調査期間:2022年7月6日~2022年7月11日
サンプル数:635人
調査方法:インターネット調査

【参考記事】Job総研「2022年 キャリアに関する意識調査」を実施