株式会社ライボは、同社が運営する「Job総研」において社会人の女性を対象に、「2022年 女性のワークライフ実態調査」を行った。
調査結果は以下の通り。
結婚しても働きたいかどうか尋ねたところ、74.1%の人が「働きたい」と回答した。また出産後についても76.6%の人が「働きたい」と回答している。理由としては「一度離れてしまうと再びキャリアを形成するのが困難」や「子供の将来のためお金を蓄えておきたいから」などの声が寄せられた。
結婚や出産などのライフイベントが女性の転職に不利だと思うか尋ねたところ、72.1%の人が「とても思う」または「思う」と回答した。
不利だと感じる理由は、48.8%の人が「家庭や育児でキャリアに空白ができ採用されにくくなる」と回答し最多となった。次に「子育てで転職するタイミングが取りづらい」が42.3%、「子育ての理解やサポートがある求人が少ない」が34.1%と続いた。
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今回の調査では、結婚や出産などのライフイベントを迎えたあとも仕事を続けたいと考える女性が多いと分かった。一方で、ライフイベントの都合による転職はキャリアに空白期間ができることから不利と感じる人も多いと分かった。ライフイベントが女性のキャリア形成にとって不利にならないよう、サポートする必要があるだろう。
調査概要
調査対象者:全国 / 女性 / 20〜50代
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人(20人~1000人以上規模の会社に所属)
調査期間:2022年9月7日~2022年9月12日
サンプル数:158人
調査方法:インターネット調査
【参考記事】Job総研による『2022年 女性のワークライフ実態調査』を実施 結婚・出産後も働きたい女性7割 共働き希望も両立に不安の声