ギークス株式会社は、同社が運営する案件検索サイト「geechs job(ギークスジョブ)」に掲載されている案件数と案件を探すITフリーランスの人数から算出した「案件倍率」をまとめ、「ITフリーランス案件倍率レポート」を発表した。
調査結果は以下の通り。
2022年10〜12月の案件倍率について、それぞれ10月は13.25倍、11月は11.26倍、12月は7.77倍と推移しており、引き続きIT人材の確保が難しい状態となっている。
また案件数を前年度と比較すると10月が128%、11月は131%と増加している。特に居住地を限定せずにフルリモートワークでの業務を可能とする「クロスマッチング」は、前期比で149%と大きく増加した。
スキルについては引き続き「JavaScript」や「PHP」へのニーズが高いほか、Web3.0に関連した「Node.js」「TypeScript」などのニーズも高まっている。またDX化を推進するために必要な、IT関連のコンサルタントや組織マネジメントができる人材も求められている。
4月が期初となる企業が多いことから、案件数は3月以降に増加する見込みだ。リモートワークを継続する企業も多く、クラウドやセキュリティなどインフラに関連した案件も伸長すると予想される。
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案件倍率は引き続き高水準で推移しており、IT人材の獲得競争は激化している。DX化を推進したい企業も多く、今後の動向にも注目だ。