ファインディ株式会社は、ITエンジニアを対象に「転職や働き方に関するアンケート調査」を実施した。
調査結果は以下の通り。
エンジニアの出社・リモートワーク頻度を年収別に調査したところ、全ての年収帯においてフルリモート勤務の割合が前回調査時より減少した。コロナ禍の落ち着きと共に、出社を求める企業が増えていると分かる。
年収800万円以上のエンジニアについては、現在も88.8%の人が「フルリモート」または「週1~2程度出社」と回答している。年収帯が上がるごとにリモートワークの割合が増加する傾向がみられた。
オフィス出社を求められる割合が増加している中、出社割合増加の影響で転職意欲が変化したか尋ねたところ、44.8%のエンジニアが「転職意欲なしだったが出社割合の増加によって転職した」または「転職意欲なしだったが出社割合の増加によって転職活動中である」と回答した。
一方で、「転職意欲なしから出社割合の増加によって変化はない」と回答したエンジニアも34.5%いる。
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今回の調査では、リモート勤務を望むエンジニアが多く、出社割合の増加から転職活動を始めるエンジニアも多いことが分かった。エンジニア人材が不足する中、自社のエンジニアに定着してもらうためには、リモート勤務の環境やそれを上回るメリットを提供する必要がありそうだ。
調査概要
調査期間:2023年2月15日〜2023年2月20日
調査方法:インターネット調査
調査目的:エンジニアの転職や働き方に関する意識調査アンケート
分析対象回答数:395件
調査主体:ファインディ株式会社