学生のSNS普及率は高く、最近では新卒採用でSNSを活用したソーシャルリクルーティングを行う企業が増えている。
株式会社リソースクリエイションは、就職活動中の学生559名を対象に、就職活動におけるSNS利用の実態を調査した。
調査結果は以下の通り。
選考に進む上で、何を最重要視するか尋ねたところ、「社員の雰囲気」が66.5%で最多であった。次いで「企業理念」が14.0%、「福利厚生」が4.8%と続く。
企業のSNSアカウントは必要だと思うか尋ねたところ、91.1%が「必要だ」と回答した。SNSが必要な理由として「社員の雰囲気が一番よく分かる媒体だから」や「HPよりも気軽に情報を得ることができるから」などが挙げられた。学生は求人票では伝わらない企業の雰囲気や情報をSNSに求めていると分かった。
就活時にSNSで社名を検索したか尋ねたところ、82.8%が「検索をした」と回答した。検索に使用したSNSの内訳は、「Instagram」が73.3%で最多であった。次いで「Tik Tok」が35.2%、「Twitter」が17%と続く。
また、就活時にSNSを見て入社意欲がどのように変化したか尋ねたところ、88.6%の学生が「増した」と回答した。SNSの活用によって学生に良い印象を与えられるケースが多いことが明らかとなった。
詳細結果はコチラ
今回の調査では学生が就活時、積極的にInstagramなどのSNSで情報収集をしていることが分かった。企業の採用活動におけるSNSの活用は、現代では必要不可欠だと言えそうだ。また、発信するコンテンツは会社や社員の雰囲気が伝わるものにすると良いだろう。
調査機関:株式会社リソースクリエイション調査
調査方法:WEB上でのアンケート
調査期間:2023年3月1日~2023年5月31日
調査対象:2024年卒の就活生559名