近年、就職活動において求職者が求人広告内の情報だけでなくHPやSNSからも情報収集を行うようになり、企業側はメディア発信が欠かせない時代になってきた。
株式会社TalentXは、採用に関わる人事・経営者640名を対象に「採用オウンドメディアに関する実態調査」を実施した。
調査結果は以下の通り。
採用オウンドメディアを運用しているか尋ねたところ、57.9%の企業が「運用している」と回答した。「運用予定・検討中」という回答も25.1%あり、採用オウンドメディアの認知が高いことが伺える結果となった。
採用オウンドメディアに取り組んでいる目的を尋ねたところ、59.5%の人が「自社の認知度向上」と回答し最多となった。次いで「競合との差別化」が51.4%、「エントリー数の増加」が48.3%と、人材採用を目的とする人が多いことが分かる。
また、採用オウンドメディアを運用することで実感している効果についての質問でも、同様の回答が上位に挙がった。実際に取り組みの目的を果たしている企業が多いと分かる。
採用オウンドメディアを運用してよかったか尋ねたところ、「良かったと思う」と回答した人が48.1%、「どちらかといえば良かったと思う」が48.8%だった。合計で96.9%の人が「運用してよかった」と回答しており、満足度の高い結果となった。また、94.2%が採用オウンドメディアを早くからやるべきだったと回答しており、企業にとって有効な取り組みであったことが分かる。
詳細結果はコチラからダウンロードできる。
今回の調査では、採用オウンドメディアは企業にとって欠かせない存在であることが分かった。これからは、求人広告だけでは伝えきれない情報を採用オウンドメディアで発信していくことが、多様化する採用市場で成功するために重要となりそうだ。
調査名 :採用オウンドメディアに関する実態調査
調査対象 :従業員数30人以上の会社で働く人材採用に関わる人事・経営者
有効回答数 :640名
調査期間 :2024年1月4日~2024年1月6日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社TalentX
【参考記事】<採用オウンドメディアに関する実態調査>94%の企業が「採用オウンドメディアは早くからやっておくべきだった」