株式会社マイナビは2024年2月6日、株式会社ノバケアとパートナーシップ契約を締結したと発表した。
株式会社マイナビは主に、転職サイト「マイナビ」や人材派遣・人材紹介などのサービスを提供している。
一方株式会社ノバケアは、ヘルスケア領域に特化したAIテック企業で、最新のAI、IoT技術を活用したデータヘルステックを展開している。
マイナビは人材領域で長らく介護業界の支援していた知見を活かし、介護報酬の改定などで経営環境が厳しくなっている事業者の経営支援サポートのため、介護経営支援事業を新たに立ち上げた。2024年春に加算取得支援サービスをリリースする予定である。
加算取得とは
介護業務に直接従事する職員の、キャリアアップの仕組みや職場環境の改善を行った事業所に対して支給される加算のこと
今回のパートナーシップの締結で、株式会社ノバケアがヘルスケア加算取得支援サービスの一部開発を担う。
今後についてマイナビは、「医療・介護事業者の皆様と伴走しながら、介護に直面する高齢者とそのご家族をサポートする仕組みづくりを行うことで、幸せな超高齢社会づくりの一助となること、そして、日本の成功事例を世界にも発信できることを目指します」とコメントしている。日本の介護問題に対し、どのような方法で解決に取り組んでいくのか注目だ。
【参考URL】マイナビ、新たに介護経営支援事業に参入