スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミーは2024年3月28日、労働力確保・関係人口創出のために北海道小樽市と連携協定を締結した。
国内旅行やインバウンドともに観光需要が回復する一方で、ホテル・旅館や飲食店などの業界は慢性的な人手不足に悩まされている。また小樽市は人口減少の影響もあり深刻な働き手不足に陥る見通しとなっている。自治体と「タイミー」が連携協定を締結することで、さらなる「タイミー」の利用を促進し潜在労働力を喚起、繁忙期の人手不足解消やさらなる地域振興を目指していく。
タイミーは「タイミー」の利用促進や活用サポートのため、事業者に向け導入支援説明会を随時開催する。また、HPやSNSを活用して学生や子育て世代、シニア層などの市民に対してサービス認知を拡大させていく。
今回の連携協定の締結について、同社は「市内で観光需要が高まる夏場の時期の観光業での『タイミー』の活用を広げ、その後さまざまな業種での展開を進めてまいります。さらに、地方で『はたらく』体験を通じて、第二の故郷を見つけられるサービス『タイミートラベル』も活用し、道外からの関係人口創出と移住・定住を目的とした取り組みも実施予定です」とコメントしている。
なお同社は2024年3月27日に、観光業のさらなる振興を目指し、由布院温泉旅館組合とも業務提携を締結している。同社のサービスが観光業界の人手不足解消だけでなく、地域復興や活性化にどう貢献していくのか注目だ。