エン・ジャパン株式会社は、同社が運営する転職サイト『ミドルの転職』上で、35歳以上のユーザーを対象に「転職軸」についてアンケートを行なった。
調査結果は以下の通り。
「仕事選びの軸は何ですか」と尋ねたところ、全年代で「希望の仕事内容に従事できるか」との回答が75%で最多であった。次いで「希望の勤務地があるか」が58%、「年収アップできるか」が46%と続く。
転職を考えたきっかけは年代ごとに違いがみられた。30代では「給与・待遇」が最多だったのに対し、40・50代では「仕事・業務内容」がトップの理由として挙げられている。
「転職活動を進める中で“この会社で働きたい”と思ったことはありますか?」と尋ねたところ、65%の人が「ある」と回答した。そのうち最も多い理由は「仕事内容がキャリアアップにつながると感じた」で28%だった。
転職活動中に感じる不安については、「年齢」との回答が30代で84%、40代で78%、50代で78%と全年代で最も多い結果となった。また、全年代で半数以上の人が「経験・スキルが通用するか」と「年収」について不安視していることも明らかになった。
詳細結果はコチラ
ミドル世代の転職軸を知ることで、離職率を下げたい人事担当や中途採用をしたい人事担当は自社の待遇などを見直す重要なヒントを得られるだろう。また、多くの転職者が自身の年齢に不安を感じていることを踏まえてフォロー策を検討していく必要もありそうだ。
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