レバテック株式会社は、IT人材を採用する企業担当者1000名とIT人材3000名を対象に、管理職への意向や採用実態に関する調査を行った。
調査結果は以下の通り。
現在管理職に就いていないIT人材を対象に「今後管理職になりたいと思うか」と尋ねたところ、「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人は合わせて15.7%と、多くの人が管理職に就くことに後ろ向きであると分かった。
また管理職についている人に「管理職を続けたいか」と尋ねたところ、24.1%と4人に1人が「ほとんどそう思わない」「まったく思わない」と回答した。
管理職になりたくない理由1位は「責任やストレスを感じることが増えそうだから」、管理職を続けたくない理由1位は「責任やストレスを感じることが多いから」であり、責任や業務の分担が課題であることが伺える結果になった。
IT人材の採用において、企業が最も注力しているポジションは「リーダークラス」が38.0%で1位となった。次いで「メンバークラス」が36.1%、「ハイクラス・管理職」が20.5%と続く。
また採用ポジション別に注力している採用チャネルについては、メンバークラスとリーダークラスでは「転職エージェント」が1位、管理職クラスでは「スカウト型」が1位となった。
詳細結果はコチラ
IT人材の需要が高まり、多くの企業がリーダーや管理職クラスの採用に注力していることがわかりました。一方で、管理職に伴う責任や業務量への不安・ストレスを抱える方も少なくありません。そのため担当者の方は、採用後の定着まで見据えたサポートをすることがさらに重要になっていきそうです!
・調査年月:2024年11月22日~2024年11月29日
・調査方法:インターネット調査
・調査主体:レバテック株式会社
・実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社
・企業側調査
<有効回答数>1000s
<調査対象>企業におけるIT人材採用担当者 1000 名
・IT人材側調査
<有効回答数>3000s
<調査対象>20歳~59歳 IT人材3000名