
近年、終身雇用の崩壊や人材の流動化が進んでいる影響により、就職活動時から転職を視野に入れる学生が増加傾向にある。
このような背景から、ALL DIFFERENT株式会社は25卒内定者を対象に、勤続や離職に関する意識調査を実施した。
調査結果は以下の通り。
内定先企業で働き続けたいか尋ねたところ、66.2%の内定者が「できれば内定先企業で働き続けたい」と回答した。一方、「そのうち転職したい」「起業したい」「フリーランスとして独立したい」「家庭に入りたい」など、17.8%の学生が将来的に離職の可能性があると回答した。
勤続意向者:「できれば内定企業で働き続けたい」と回答した内定者
離職意向者:「そのうち転職したい」「いつかは起業したい」「フリーランスとして独立したい」「家庭に入りたい」と回答した内定者
意向未定者:「分からない」と回答した内定者

入社理由の1位は「業界・事業内容に興味を持ったから」、2位は「会社の目指す方向・理念に共感したから」で、勤続意向者・離職意向者・意向未定者ともに共通していた。一方で3位は異なり、勤続意向者では「社員の人柄や雰囲気が良いから」、離職意向者では「自分が成長できる環境があるから」、意向未定者は「学生時代の(今までの)学びが活かせるから」となった。
内定先に求める支援としては、「先輩社員との人間関係を築く機会が欲しい」が勤続意向者で53.3%、離職意向者で45.9%で1位となった。意向未定者は「他の内定者との人間関係を築く機会がほしい」が53.0%で1位であり、勤続意向者より9.9ポイント、離職意向者より15.2ポイント高かった。
詳細結果はコチラ

内定者の方それぞれのキャリア観に合わせた対応が、採用後の定着率向上に繋がっていきそうですね。担当者の方は同調査を参考に内定者フォローについて検討してみてはいかがでしょうか!
・調査対象者:同社が提供する内定者向け研修の受講者(2025年卒業予定)
・調査時期:2024年10月15日~2024年12月9日
・調査方法:Web・マークシート記入式でのアンケート調査
・サンプル数:414人