転職希望者の6割以上が「転勤がある会社で働きたくない」、株式会社マイナビ調査

出典元:株式会社マイナビ

株式会社マイナビは、全国の企業と個人を対象に実施した、「転勤と転職に関する調査レポート(個人・企業)」の結果を発表した。

調査結果は以下の通り。

転職希望者の65.3%が「転勤がある会社で働きたくない」

転職希望者に転勤がある会社で働くことについて尋ねたところ、「働きたくない」、「どちらかと言えば働きたくない」合わせて65.3%が「転勤がある会社で働きたくない」と回答した。

転勤がある会社で働きたくない理由としては、「転居にお金がかかる」が44.6%で最多となった。次いで「転居作業が面倒」が42.9%、「家族と離れたくない」が41.4%と続く。

転勤の可能性がある企業は64.2%

企業の採用担当者に自社の転勤有無について尋ねたところ、「全員が転勤の可能性がある」、「一部が転勤の可能性がある」合わせて64.2%の企業で転勤の可能性があると回答した。

また、両回答の割合は従業員規模が「50名以下」で24.3%、「51~300名」で67.3%、「301名以上」で89.4%であり、従業員数が多いほど転勤可能性が高いことが明らかになった。

転勤がある企業の採用担当者に、現在取り入れている転勤に関する施策を聞いたところ、転勤機会を制限する施策としての「リモートワーク制度」が53.0%で最多となった。

詳細結果はコチラ

転勤を避けたい人が多いと同時に、多くの企業で転勤の可能性があることが分かりました。転職希望者のニーズや懸念点に寄り添い、納得感のある転勤制度を考えることが重要になっていきそうです!

調査概要

・調査期間:2025年2月3日~2025年2月6日
・調査方法:WEBアンケート調査(調査主体:株式会社マイナビ アンケートモニター提供元/外部調査会社)
・調査対象:
【個人】従業員数3名以上の企業に所属している全国の20~50代の正社員のうち今後3か月で転職活動を行う予定の人
【企業】従業員数3名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、中途採用業務を担当している人(前月採用活動を行った人/今後3か月で採用活動を行う予定の人/直近3カ月に中途入社者がいた人)
・有効回答数:
【個人】1,019
【企業】829

【参考URL】「マイナビ 転勤と転職に関する調査レポート(個人・企業)」を発表