アメリカの求人数が5年ぶりに上昇(アメリカ)

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アメリカの9月の求人件数は5年ぶりに上昇し、求人市場には少しずつ明るい兆しが見えてきました。
アメリカ労働省の発表によれば、求人数は前年同時期より69,000件増えて391万件となり、これは2008年以来最も多くの求人数となりました。
また、雇用者数も26,000人増えて460万人となり、これも2008年8月以来の最高数です。

Total hiring increased 26,000 to 4.6 million, the highest level since August 2008. The gain suggests employers are not only posting more jobs but are also taking greater steps to fill them.

仕事を辞めた人は15%と前月より減ったものの、辞めると同時に転職を決める人が大半であることから、退職者が増えるということは求人市場が活発であることの証明でもあります。

また今回の調査結果では、求職者数に対する求人件数の割合も上がっていることがわかりました。2009年7月には、求職者7人に対して求人1件という割合だったものが、今回の調査では求職者2.88人に対して求人1件という割合になりました。

政府の調査によれば、毎月の平均求人数は8月から10月にかけておよそ20万件増えており、これは5月から7月の平均である15万件を大幅に上回っています。

失業率は7.3%といまだ高い状況にはありますが、今回の調査を見る限り、アメリカの求人市場全体は良い方向に向かっていると言えるでしょう。

参考:abcNEWS
http://abcnews.go.com/Business/wireStory/us-job-openings-hiring-reach-year-highs-20978718