株式会社ビースタイル、パーソルテンプスタッフ株式会社、株式会社リクルートスタッフィングの人材サービス3社が、協業プロジェクト「ActivateHR」を2019年8月に発足しました。同プロジェクトでは、イベントや勉強会などを通じて多様な人材の活躍を推進し、企業の成長支援への働きかけを目指します。 |
人と仕事を取り巻く環境の変化
近年の労働力人口の減少により、2019年6月の有効求人倍率は1.61倍と企業の採用難が続いています。また副業やフリーランスなど働き方の多様化や、女性の就業者数拡大、新卒採用の自由化など、人と仕事を取り巻く環境が変化しています。
多様な働き方を望む求職者が増え、企業は対応を迫られている
パーソルテンプスタッフの調査によると、「家事や育児などと両立したい」「自身の勉強などと両立したい」「Wワーク希望」などを理由に多様な働き方を希望する求職者数は、5年間で2.4倍にまで増加していることが明らかになりました。一方企業では、多様な働き方に「非常に興味がある」人事担当者は1割未満にとどまり、多様な働き方を希望する求職者の活躍の場は限られているのが現状です。求職者有利の状況で、企業が求めるスキルを持った即戦力人材を獲得していくためには、多様な働き方の実現が必要不可欠となっています。
「ActivateHR」を発足で企業へ働きかける
そんな中2019年8月に発足したのが、ビースタイル、パーソルテンプスタッフ、リクルートスタッフィングの人材サービス3社によるプロジェクト「ActivateHR」。プロジェクト名称「ActivateHR」の「HR」はHuman Resourcesの略で、人事だけでなく、働く人そのものや働く環境・制度・仕組み・考え方などを「Activate」=活性化するためのきっかけになりたいという想いが込められているようです。
当プロジェクトでは、今後はイベントや勉強会などを通じて、企業の成長や人と企業の在り方に関する気付きやヒントを提供し、これまでの価値観にとらわれない新しい働き方などの提案を積極的に実施。第1弾の取り組みとして、人事担当者を対象としたイベントを2019年9月19日(木)に開催するようです。
このようなプロジェクトを事例に「多様な働き方の実現」について考えてみてはいかがでしょうか。
【参考URL】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000388.000003176.html