高校生のアルバイトの目的「貯金をするため」が約7割でトップ、マイナビ調査

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、全国の15~18歳の高校生男女(高専、専門学校は除く)を対象とした「高校生のアルバイト調査」を実施しました。

アルバイトの目的「貯金をするため」が半数超え

アルバイトをする目的について (複数回答)

高校生がアルバイトをする目的について聞くと、「貯金をするため」が66.7%と半数を超えトップとなり、将来に向けての貯金・準備が目的という堅実な回答が多い結果になりました。

次いで「趣味のため」が48.5%、「社会経験を積むため」が30.3%と続きます。

将来を見据えてアルバイトを選択する学生も

現在アルバイトをしている高校生の将来の就職を意識した項目について(複数回答)
現在アルバイトをしている高校生の将来の就職を意識した項目について(複数回答)

また、アルバイト探しで就職を意識した高校生は64.1%と、半数以上が就職を意識してアルバイトを探していることが分かりました。

スキル面では「挨拶や接客ができるようになる(30.4%)」、「正しい言葉遣いができるようになる(26.9%)」などの対人スキルの向上を目的とする傾向がありました。

そのほかには「社会経験を積むことができる(26.6%)」という回答も多く、将来に向けての意識を持って、アルバイト選定を行っていることがうかがえます。

就業の際に不安に感じることは「学業との両立」

学生生活とアルバイトのバランスについて (単一回答)
【A】学校生活(学業・部活など) 【B】アルバイト
新しくアルバイトを始める際に不安なことについて (複数回答)

現在就業している高校生の学生生活とアルバイトの就業バランスをみると「学生生活にとても力を入れている」「どちらかというと力をいれている」と答えた学生は54.6%と半数以上でした。

高校生がアルバイトを始める際の不安要素は「学業と両立できるか(39.3%)」の回答が最も多く、企業や店舗は、高校生の学生生活とアルバイトの両立を配慮し雇用することが重要です。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年8月30日(金)~2019年9月6日(金)
調査対象: 全国の15~18歳の高校生男女 (高専、専門学校は除く)
有効回答数: 2,164名
実施機関:株式会社インテージ