株式会社ハッカズークが『アルムナイ研究所』を設立

アルムナイとは、企業の退職者のことである。企業とアルムナイが退職後も繋がることは日本ではまだ新しい考え方であり、転職が珍しくなくなった現在においても「退職者=裏切り者」という扱いをされるケースが多い。これは過去の事例や情報が不十分であることに起因している。

アルムナイ特化型クラウドシステム『Official-Alumni.com』を提供する株式会社ハッカズークは、「企業と個人の新しい関係」という同社のビジョンを実現するために、『アルムナイ研究所』を設立した。

同社は2017年の設立以来、上場企業を中心に多くの企業でアルムナイとの関係構築を、同サービスやコンサルティングを通してのサポートしている。

『アルムナイ研究所』では、「企業とアルムナイの関係や退職に関する調査や研究」や「アルムナイに関する施策に取り組む企業のコミュニティ運営」などの活動を行い、「企業と個人の新しい関係」の実現を目指す。

『アルムナイ研究所』に関し、所長の酒井氏は下記のように語る。

「私が企業在職中に立ち上げたアルムナイネットワークの理念は『年齢、在職中の部門・役職を問わずフラットな場』であることでした。かつてない大きな環境変化の時代だからこそ、この研究所も多様な方々がオープンでフラットに意見を交換し、これからの“健全な”働き方、キャリア、会社と社員との関係を見通す『メガネ』のような存在になって行ければと思います」

【参考URL】株式会社ハッカズーク、「企業とアルムナイの関係」を研究する組織『アルムナイ研究所』設立のお知らせ