4月の有効求人倍率は1.32倍、新規求人は昨対比で3割減

厚生労働省が5月29日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2020年4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍と、前月から0.07ポイント下落した。

4月の新規求人(現数値)は前年同月比で31.9%減。産業別に見ると、宿泊業や飲食業、生活関連サービス業、娯楽業、製造業で新規求人が40%以上減少している。

有効求人倍率減少の背景には、緊急事態宣言による外出自粛や休業に伴う求人数の減少がある。

また総務省が発表した4月の完全失業率(季節調整値)は2.6%。前月の2.5%から0.1ポイント悪化した。

【参考URL】一般職業紹介状況(令和2年4月分)について