地方企業による副業関連の募集掲載数が3.9倍に、ウォンテッドリー調査

ウォンテッドリー株式会社は同社の運営するビジネスSNS「Wantedly」で、緊急事態宣言前の2020年1月から5月までの期間における仕事の動向を調査した。結果は以下の通り。

地方×副業の募集掲載とエントリー数が顕著に伸びる

2020年1月と5月の数値を比較すると、地方企業の副業関連の募集掲載数が約3.9倍、エントリー数が約2.2倍と顕著に伸びていることが分かった。
これは新型コロナウイルス感染拡大でリモートワークの導入が各企業で進み、空き時間を活用した副業に対する意識が高まったからと考えられる。またそれに伴い、労働人口の流失により人材不足が深刻な地方企業が副業ワーカーとして都市部の人材を確保しやすくなったのではないだろうか。

就職活動において新型コロナウイルスの影響は少ない

「Wantedly」における個人ユーザーの月次のエントリー数やユーザー登録数、ダイレクトスカウトに対する平均返信率を調査。結果、新型コロナウイルス感染拡大によるアクティブの減少は確認されなかった。理由として、面談などをオンラインで対応する企業が増え感染のリスクもなく、求職者が安心して就職活動をできたためと考えられる。

同社は今後について「企業の認知形成、共感を軸とした人と企業の出会いの創出を提供しながら入社後の従業員の定着・活躍を支援するエンゲージメント事業を推進することで、Wantedlyが『はたらくすべての人のインフラ』となるような世界を目指してまいります」とコメントしている。

【参考URL】地方企業による副業関連の募集掲載数が3.9倍に 仕事の動向に関する調査結果を発表しました!