6月の有効求人倍率は1.11倍、新規求人数は前月から8.2%増

厚生労働省が7月31日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2020年6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.11倍と、前月から0.09ポイント下落した。

6月の新規求人(現数値)は前年同月比で18.3%減。産業別に見ると、建設業で2.6%増加し、生活関連サービス業、娯楽業、製造業で新規求人が30%以上減少している。

昨対比では新規求人は減少しているものの、前月比では8.2%増加しており、緊急事態宣言解除による外出自粛の緩和で徐々に回復傾向にあることがわかる。

また総務省が発表した6月の完全失業率(季節調整値)は2.8%。前月の2.9%から0.1ポイント改善した。

【参考URL】一般職業紹介状況(令和2年6月分)について