厚生労働省が9月1日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2020年7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.08倍と、前月から0.03ポイント下落した。
有効求人数が前月比で+2.5ポイントなのに対し、有効求職者数は前月比で+6.0ポイントと大幅に増加したため、有効求人倍率が低下する結果となった。
7月の新規求人(現数値)は前年同月比で28.6%減。産業別に見ると、宿泊業、飲食サービス業、製造業で新規求人が40%以上減少している。
また総務省が発表した7月の完全失業率(季節調整値)は2.9%。前月の2.8%から0.1ポイント悪化した。
【参考URL】一般職業紹介状況(令和2年7月分)について