副業・転職のキャリアSNS「YOUTRUST(ユートラスト)」を運営する株式会社YOUTRUSTは、YOUTRUSTユーザーを対象に「副業に関する実態調査」を実施した。結果は以下の通り。
副業を認める企業の魅力度について、「向上した」と回答した人は64.3%であった。一方で、副業を認めない企業の魅力度は63.0%の人が「低下した」と回答した。今後副業に取り組める制度の有無やサポートの度合いが企業選びの新たな軸となりそうだ。
直近3か月での副業意欲の変化について尋ねたところ、「副業意欲が高まった」と回答した人が過去最多の48.8%であった。4月と比較して5.5ポイント増加している。また、「副業意欲は変わらない」と回答した人は46.4%で、高まった人と合わせると95%以上の人が副業意欲の現状維持や向上が見られた。
副業したい理由について尋ねたところ、4月と比較して「収入を増やしたいから」「スキルや経験の獲得」が順位を上げ、「知見や視野を広げたいから」が順位を下げる結果となった。新型コロナウイルスの影響で今だ先行きの見えない中、副業による収入で生活基盤を整えつつスキルや経験を磨くことで自身の市場価値を高めようとする傾向が伺える。
副業への意識向上により、一般化がより加速するだろう。企業側も副業容認について、自社の人材の確保にも影響を与え、今後柔軟な対応が求められそうだ。
調査概要
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:副業・転職のキャリアSNS「YOUTRUST」ユーザー
有効回答数:238
調査実施日:2020年8月12日〜23日
調査主体:株式会社YOUTRUST