ソーシャルメディアの普及にともない、転職・就職活動においてクチコミを活用することは一般化しつつある。新型コロナウイルスの感染拡大による昨今の働き方の変革においても、社員の声を経営に活かし柔軟に企業経営のあり方を見直す企業への評価は高まりつつあり、「社員クチコミ」の重要性は年々増している。
今回オープンワーク株式会社は2020年9月4日をもって、同社の運営する就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」において「社員クチコミ数」が1,000万件を突破した。
「社員クチコミ」とは、日本の「働くリアル」がわかるワーキングデータである。企業の組織風土や労働環境の実態を表す企業評価の指標として、世界有数の外資系投資銀行など様々な金融機関での活用が進んでいる。
同サービスは2007年のサービス開始以来、実際に働いた経験に基づく「社員クチコミ」を公開することで企業の労働環境をよりオープンにし、ジョブマーケットの透明性を高めてきた。企業側が公開している情報に社員クチコミを掛け合わせることで、求職者は客観的でリアルな会社の実態を確認しながら求人を検索できる。そのため入社後のミスマッチ防止に繋がる。
今後について同社は「『社員クチコミ』を公開することで健全な雇用環境の発展に貢献するとともに、一人ひとりが主体的に仕事を選択でき、良い会社に人が集まり、誠実なCEOが会社を経営しやすい社会づくりに貢献できるよう、利便性の向上とサービス拡充に努めてまいります」とコメントしている。