8月の有効求人倍率は1.04倍、有効求人数は4か月ぶりに200万件超え

厚生労働省が10月2日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2020年8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍と、前月から0.04ポイント下落した。

8月の新規求人(現数値)は前年同月比で27.8%減。産業別に見ると、宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業で新規求人が40%以上減少している。

有効求人倍率減少の背景には、有効求人数が前月比で+0.9ポイントと微増したのに対し、有効求職者数は前月比で+4.7ポイントと大幅に増加したことが考えられる。

また総務省が発表した8月の完全失業率(季節調整値)は3.0%。前月の2.9%から0.1ポイント悪化した。

【参考URL】一般職業紹介状況(令和2年8月分)について