ディップ株式会社は2020年6月、「移住動向調査」を実施した。その結果、一都三県在住の有期雇用労働者において地方移住に興味のある人は59％で、昨年の48％から11pt上昇していることがわかった。新型コロナウイルスの影響で働き方改革や新しい生活様式が浸透し、地方移住への意識が高まっていると考えられる。
同社は福井県から移住定住支援の事業を受託し、UIJターン向け求人情報を首都圏の「バイトル」のユーザーに対して発信する福井県への就業・移住の支援企画を実施する。
本企画では福井県の「仕事」「住まい（住宅支援制度等）」「定着支援（交流会の開催等）」をパッケージとした特設ページを開設し、首都圏の求職者に福井県の求人情報を届けて就業・移住支援をおこなう。また、掲載企業の中に国の移住支援金事業の「移住支援金対象企業」も掲載し、制度の周知と活用をすすめる。
さらに希望者にはオンライン移住・就業体験ツアーを2020年12月頃に実施し、地域への理解をより深めて具体的な就業と移住のイメージを持つ機会を提供していく。
今回の企画概要は以下の通り。
福井県「移住応援パック」特設ページ開設
・対象サービス：「バイトル」
・概要 ： 福井県内から募集したUIJターン向け求人情報（「仕事」「住まい」「定着支援」をセットにした求人）を特設ページ内に掲載
・企画開始日 ： 2020年10月5日～
特設ページはコチラ
この取り組みについて同社は「移住意向のある方に対し「仕事」を通じた関係人口の創出拡大に引き続き取り組んで参ります」とコメントしている。
【参考URL】福井県×ディップ UIJターン向け県内求人情報を首都圏の求職者に発信
