HRogリストforアカデミアの求人情報データを「V-RESAS」へ提供開始。コロナが地域経済の雇用に与えた影響を可視化。

HRog運営会社の株式会社ゴーリストは2020年10月27日、内閣府地方創生推進室と内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が提供する「V-RESAS(ブイリーサス)」へ参画します。当社が提供する官公庁・大学・研究・報道機関向け分析用求人ビッグデータサービス「HRogリストforアカデミア」の求人データを用いて、新型コロナウイルス感染症が雇用に与えた影響の分析を可能にします。

「V-RESAS」とは、新型コロナウイルス感染症が地域経済に与える影響を把握できるデータ可視化サイトです。原則1週間程度の頻度で掲載データ等が更新されるため、タイムリーに地域経済の状況把握が可能です。地方公共団体や金融機関、商工団体の方々が感染症拡大後に地域経済を再活性化させていくための施策立案などに利用することを目的としています。

「V-RESAS」では全国の求人情報数を全国、地方別、都道府県別、職種別でみられます。

詳細は以下の通りです。

・対象の求人サイト
アルバイト・パート、正社員、新卒、職種・エリア特化型サイトなど、Web上に公開されている24サイト。そのうち雇用形態を正社員、契約社員、アルバイト、パートの求人に絞り込んでいます。

・職種
販売・サービス職、専門職、その他の職種で構成。各職種カテゴリの前年同週と比較した変化率を可視化しています。都道府県毎に職種カテゴリの求人情報数の増減を把握できるため地域別、業種別の動向を適切かつタイムリーに把握できます。

求人情報数の動向は、今後の雇用の受け皿がどこにあるのか判断する材料となります。
求人情報数のデータから企業の地域ごとの採用ニーズを理解することで、効果的な施策策定の一助となると考えています。

コロナ禍の地域経済の影響には雇用でも違いがあり地域別、業種別できめ細やかな対応や支援の必要性を改めて確認することが、地域経済の再活性化に必要ではないでしょうか。

【参考URL】求人ビッグデータのゴーリスト、「V-RESAS」に雇用関連データを提供