新型コロナウイルスの流行や働き方の多様化が進み、2020年は社員の副業を解禁する企業が増えて会社員の副業が広がりを見せている。
キャリアカウンセリングサービス「ミートキャリア(meetcareer)」を運営する株式会社fruorは、同社のキャリアサポーター(カウンセラー)の多くが副業で働いていることから副業についてのアンケートを実施し、本業と副業の働き方や副業がもたらす効果についてリアルな声をまとめた。結果は以下の通り。
副業に求めるものについて尋ねたところ、上位3つは「チャレンジ」「スキルアップ」「やりがい」であった。本業とは異なる仕事のやりがいを求めたり、本業ではすぐにできないチャレンジやスキルアップを副業で実現したいという意欲が伺える。
副業から得られるものが本業に影響を与えているかについて、「副業と本業には相乗効果があると感じているか」と尋ねたところ94.1%相乗効果が「ある」と回答した。本業と副業が共通する職種であるかどうかや副業に費やす時間の長短を問わず良い影響を与えあっているようだ。
今回の調査について、同社の喜多村氏は「ミートキャリアという場を通して、利用者には自分の悩み解決や目標達成に伴走するような温かい場を提供し、キャリアサポーターには『転職』という形以外のキャリアの幅を広げる機会が提供できればと考えています」とコメントしている。
調査概要
対象者:ミートキャリアに副業で参画するキャリアサポーター
回答者:18 名
調査期間:2020年10月21日(水)~24日(土)
調査方法:Web