10月の有効求人倍率は1.04倍、完全失業率は9か月連続の悪化

厚生労働省が12月1日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2020年10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍と、前月から0.01ポイント上昇した。

10月の新規求人(原数値)は前年同月比で23.2%減。産業別に見ると、宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業で35%以上減少している。

有効求人倍率はわずかに回復したものの、新規求人は10か月連続で昨対比が減少した。新型コロナウイルス感染拡大による業績悪化の影響が続いていると考えられる。

また総務省が発表した10月の完全失業率(季節調整値)は3.1%。前月の3.0%から0.1ポイント悪化した。

【参考URL】一般職業紹介状況(令和2年10月分)について