株式会社YOUTRUSTは同社の運営するキャリアSNS「YOUTRUST」のユーザーを対象に「働き方に関する2020年の変化と2021年の展望」について実態調査を実施した。結果は以下の通り。
2020年に起こった働き方の変化について尋ねたところ、49.0%の人が「副業をした」と回答した。また、「リモートワークをした」と回答した人は89.1%であった。「リモートワークを前提としたことで副業開始に踏み切れた」という声もあり、リモートワークの普及が副業の開始に大きく影響したようだ。
2021年にチャレンジしたい働き方について尋ねたところ、「副業をしたい」と回答した人は約7割であった。副業する理由は「キャリアアップのため」71.4%、「収入を増やすため」67.0%であった。一方で、「転職を見据えて、お試し転職をしたい」と回答した人は38.4%と、「転職をしたい」と回答した人よりも多かった。お試し転職が転職までのステップとして定着しつつあるようだ。
この結果を受け、同社は「単に収入を増やすためだけではなく、キャリアアップのために複数の会社で働くという文化が2021年も引き続き広まっていくことを期待したい」とコメントしている。
調査概要
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:副業・転職のキャリアSNS「YOUTRUST」ユーザー
有効回答数:294
調査実施日:2020年11月28日〜12月10日
調査主体:株式会社YOUTRUST
【参考URL】2021年に「副業」「リモートワーク」をしたい人は全体の約7割。入社前に一定期間試しに副業で働いてから転職する「お試し転職」の需要も高まる