ウォンテッドリー株式会社は2020年11⽉より、スタートアップ経済の成長性を示唆する新たな先行指標として「WANTEX」を公開した。米国、中国を中心にスタートアップ経済が活況を示す中、未来の日本の産業を創る新興企業のトレンドを可視化することで日本のスタートアップ経済をより活性化させていく。
WANTEXとは
「(スタートアップ企業が掲載している公開状態にある)募集数÷(スタートアップ企業への)応募者数 」で算出されるスタートアップ企業の雇⽤指数。
詳細は以下の通り。
WANTEXの業種別の推移を見ると、緊急事態宣言の影響で全業種で減少の傾向が見られたものの、緊急事態宣言解除後の2020年6月以降は「IT・情報通信」「コンサルティング」で特に上昇が見られた。
また、2020年11月時点では全業種でWANTEXの伸びが見られた。特に「広告・マーケティング」「メディア・出版」では2020年10月と比較して前月比が129%と大きな伸びが見られた。
情報通信業を除いた非IT業界において、デジタル人材のWANTEXが1を越えていたのは「コンサルティング業界」「金融・保険業界」であった。DX推進の影響を受けてデジタル系人材のニーズが高まっていると考えられる。
詳細はコチラ
今後スタートアップ企業の動向を知る指標となりそうだ。