11月の有効求人倍率は1.06倍、完全失業率が0.2ポイント改善

厚生労働省が12月25日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2020年11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.06倍と、前月から0.02ポイント上昇した。

11月の新規求人(原数値)は前年同月比で21.4%減。産業別に見ると、宿泊業、飲食サービス業、情報通信業、生活関連サービス業で30%以上減少している。

また総務省が発表した11月の完全失業率(季節調整値)は2.9%。前月の3.1%から0.2ポイント改善した。

11月の新規求人数が前月から9.2%上昇したことで、完全失業率が改善されたと考えられる。

【参考URL】一般職業紹介状況(令和2年11月分)について