株式会社マイナビは同社の運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』において、副業経験または副業意向がある会社員・公務員を対象に「副業に関する意識調査」を実施した。結果は以下の通り。
副業で得る収入について希望と実際の収入を尋ねたところ、希望収入は月収で平均132,546円であるのに対し実際の月収は平均59,782円であった。希望と実態の差は72,764円と2倍以上の大きな差があることがわかった。
副業を始めたい理由について尋ねたところ、52.8%の人が「小遣い・趣味に使える収入を増やしたい」と回答し最も多い結果となった。次いで「将来への備え・貯金を増やしたい」48.3%、「将来の収入への不安を感じた」40.4%と続く。副業を通じてスキルアップやキャリア形成をしたいというよりも収入を増やしたい人が多いようだ。
副業で実現したいことを転職することで本業として実現できると思うかについて尋ねたところ、「実現できる」と回答した人は33.5%であった。約3割にとどまった理由として、「見込める収入や生計が立てられるかどうかを考えると、現在の仕事を続けつつ、あくまで副業としてやりたい」という回答が多かった。
結果詳細はコチラ
調査概要
マイナビ転職『副業に関する意識調査』
調査期間:2020年11月13日(金)~11月16日(月)
調査方法:3年以内副業経験、または副業意向がある会社員(正社員)・公務員を対象にWEB調査を実施
有効回答数:800名(内訳:20歳~59歳の年代ごとに200名)
【参考URL】副業の希望収入は平均「132,546円」に対して、実際に得ている収入は平均「59,782円」。希望と実態のギャップは「72,764円」で半分に届かず。マイナビ転職、「副業に関する意識調査」を発表