離職の検討時期「入社半年以内」38.1%が回答、ディップ株式会社調査

ディップ株式会社のディップ総合研究所は、有期雇用者(契約社員・派遣社員・アルバイト)の離職の実態について調査した。結果は以下の通り。

「離職を考えたことがある」70.0%

現在就業している仕事について、離職をしたいと思ったことがあるかについて尋ねたところ、「現在離職を考えている」「離職を考えたことがあるが離職しなかった」の回答を合わせると70.0%となり、7割の人が「離職を考えたことがある」とわかった。

また、離職を考えていた時期について、入社後半年未満と回答した人が38.1%であった。そのうち1ヵ月未満と回答した人は16.7%で、入社後早期に離職を検討する人が多いようだ。就業後間もない雇用者としっかりコミュニケーションをとることに気を付ける必要がありそうだ。

離職検討時に「誰かに相談した」51.4%

離職を考えていることを誰かに相談したかについて尋ねたところ、相談した人は51.4%であった。そのうち職場の上司や同僚などへの相談は20.0%と2割に留まった。相談しやすい環境を作ることが離職防止にも重要になりそうだ。

結果詳細はコチラ

調査概要

調査設計・分析:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 編集長川上由加里氏
調査名:ディップ総合研究所 「有期雇用者2,800人の就業実態調査 有期雇用者に関する離職の実態調査編」
調査手法:インターネット調査(楽天インサイト利用)
調査期間:2020年11月25日(水)~2020年12月1日(火)
調査対象者:47都道府県内の18~69歳の男女のうち、学生を除く有期雇用就業者
有効回収数: 2,800サンプル

【参考URL】~全国47都道府県 有期雇用者2,800人就業実態一斉調査~「有期雇用者に関する離職の実態調査」編 7割が今の仕事を辞めたい考えたことがあると回答