ウォンテッドリー株式会社が2020年12月のスタートアップ雇用指数「WANTEX」を公開、過去最高の3.30に

ウォンテッドリー株式会社は、2020年12月版のスタートアップ雇用指数「WANTEX」を公開した。スタートアップ雇用指数とは、スタートアップ経済の成長性を示唆する新たな先行指標である。

スタートアップ雇用指数「WANTEX」の定義

「WANTEX」 = (スタートアップ企業が掲載している公開状態にある)募集数 ÷ (スタートアップ企業への)応募者数
※スタートアップ雇用指数は上記式の各項を月次で合算して算出
※ 募集数、応募者数ともにWantedlyで公開された募集、応募した登録者を算出対象とする
※ スタートアップ企業は算出月から創業10年以内の企業

詳細は以下の通り。

WANTEXは2ヵ月連続で最高値を記録

東京都が緊急事態宣言を発出した2020年4月~5月からWANTEXは上昇し続け、2020年12月には3.30と過去最高値になった。

業種別で見てみると、緊急事態宣言の影響で全業種に減少傾向が見られたがIT・情報通信、コンサルティングの分野で特に上昇が見られた。また昨月比を見ると、広告・マーケティング業界は137%と最も大きく伸びた。

非首都圏では宮崎県がトップに

東京都を除いた46道府県のWANTEXは、昨月比が107%の2.02を記録した宮崎県が先月に引き続きトップであった。なお、非首都圏地域のWANTEXは該当する道府県を所在地として登録しているスタートアップ企業の掲載募集数を、それに対する応募者数で割り込んだ数を指す。

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同社は「スタートアップ雇用指数『WANTEX』の公開を通じて、未来の日本の産業を創るスタートアップシーンの盛り上がりを加速させることで、Wantedlyが『はたらくすべての人のインフラ』となる世界の実現を加速させてまいります」とコメントしている。

【参考URL】2020年12月のスタートアップ雇用指数「WANTEX」は最高値を2ヶ月連続で更新し、3.30という結果に(前月比+0.12ポイント)