働き方改革によりIT・エンジニアの長時間労働が「改善した」37.2%、ディップ株式会社調査

ディップ株式会社のディップ総合研究所は、IT・エンジニア就業者を対象にITエンジニアの就業実態について調査した。結果は以下の通り。

働き方改革で長時間労働が「改善した」37.2%

働き方改革による長時間労働の是正について尋ねたところ、「とても改善した」「やや改善した」と回答した人が合わせて37.2%であった。「全く改善していない」「あまり改善していない」と回答した人が16.4%であることから、多くの人が長時間労働の是正を感じているようだ。

月間の残業時間「10時間未満」39.4%で最多

現在の月間の残業時間について尋ねたところ、39.4%の人が10時間未満と回答し最多であった。希望する残業時間とのギャップについて、正社員の人は「現在より少ない残業時間」を希望する人が47.1%であったのに対し、派遣社員は現在と同程度の残業時間を希望していた。雇用形態や給与形態によって残業時間に対する意識の差があるようだ。

結果詳細はコチラ

調査概要

調査設計・分析:ディップ総合研究所 ディップレポート編集課 川上由加里
調査名:ディップ総合研究所 「ITエンジニアの就業実態調査」
調査手法:インターネット調査(インテージモニター利用)
調査期間:2020年11月5日(木)~2020年11月11日(水)
調査対象者:47都道府県内在住の18~69歳の男女のIT・エンジニア就業者
有効回収数:1,108サンプル(正社員:935サンプル、派遣社員:173サンプル)

【参考URL】~ITエンジニア 約1,100人の就業実態一斉調査~働き方改革により「長時間労働」が改善したと回答 約4割